こんにちは!kamikamiです!
プロレスの試合中に見ることのできる投げ技はたくさんありますよね。
投げ技で注目して見るのは、
「試合のどこでどの投げを使うか?」
「投げへどうやって入るか?」
「相手のどこにダメージを与えるか?」
あたりになります。
そして大きな見どころは、同じ投げ技でも色々なシチュエーションによって投げ技の意味合いが大きく違ってくるということです。
プロレスラーは、長い戦いの歴史の中で独自の技を開発していつもファンを喜ばせてきました。
その結果、たくさんの技が開発されてきました。
今回はまだまだ進化するであろう
「投げ技」
を深堀します。
まずは、投げ技を大きく分類するとどのように分類されるか考えてみました。
投げ技を大きく分類すると、
スラム系
スープレックス系
ボム系
ドライバー系
などが代表的な分類になると思います。
今回は、「スープレックス系」について深堀してみます。
その他の技も気になる方はここ↓
「オコーナー・ブリッジ」「ヨーロピアン・クラッチ」「サムソン・クラッチ」などなど「丸め込み技」の違いを紹介します!
「スープレックス」
スープレックス(Suplex)は、「反り投げ」と言われます。
レスリングの反り投げ(スープレックス)が基本動作となっている技です。
技の入り方は、
「前方から組み付いて投げるも」
「後方から組み付いて投げるもの」
に大きく分かれます。
前方組み付き「スープレックス」いろいろ
前方から組みついて投げる技で代表的なものを紹介します。
フロント・スープレックス
その場で組みついて反り投げるパターンとロープから帰ってきた相手にタイミングよく仕掛けるパターンがあります。
矢野通がときどき見せます。
永田裕志などレスリング経験者が多く使用します。
ノーザンライト・スープレックス
前方から自分の頭を相手の脇に入れて後方に持ち上げるように後方にブリッジします。
そのままフォールを狙う技として開発されました。
開発者は馳浩です。
日本名は「北斗原爆固め」です。
この技を使う選手はとても多いです。
真壁刀義などが使い手です。
ダブルアーム・スープレックス
相手の両腕をタイガードライバーのようにクラッチし、後方へ反り投げる技です。
フィッシャーマンズ・スープレックス
日本名は「網打ち式原爆固め」です。
虎ハンター小林邦明が1982年に使用してから一気に広まりました。
通常はそのままホールドしますが、頭から落とすバスターのパターンもあります。
などなど。これはほんの一部です。
その他にもたくさんたくさんあります。
後方組み付き「スープレックス」いろいろ
相手の後方から組みついて投げる技で代表的なものを紹介します。
ジャーマン・スープレックス
とてもメジャーな技です。
日本名で「原爆固め」と言われます。
現在でもフィニッシュホールドとして多くのレスラーに使われています。
技の開発者は、「カール・ゴッチ」と言われています。
ブリッジに入った時のつま先立ちの場合や足の裏を全部着ける場合があるのでここを見てみるとより一層面白いですよ。
「投げっぱなし」や「ぶっこ抜き」で使われることもあります。
バック・ドロップ
相手の脇の下に自分の頭をもぐりこませ相手の腰に両腕を回してクラッチし後方に投げる大技です。投げるスピード、角度、高さ、フォールで固めるか、投げ放しにするか、着地を変えることにより自分のバックドロップを作り上げるレスラーが多いです。
相手に大きなダメージを与える技のため、タイチが使う場合は「デンジャラスバックドロップ」、スティーブ・ウィリアムスが使う場合は「殺人バックドロップ」と呼ばれています。
タイガー・スープレックス
タイガーマスクが発案したスープレックスです。相手の後ろに回り、相手の両腕を後方にして自分の両腕で外側からクラッチします。そのまま後方へ投げます。相手は受け身を取ることが出来ないです。
フォールを狙うだけではなく投げっぱなしで使うこともあります。
ドラゴン・スープレックス
「ドラゴン・藤波辰爾」が開発したスープレックスです。
相手の後方に回り相手のを背伸びのように上げさせた両腕を、自分の両腕で相手の頭を支点にするようにして固定します。そして後方へ投げます。フォールを狙うだけではなく投げっぱなしで使うこともあります。
【ドラゴン・スープレックス】【フルネルソン・スープレックス】違いを探る!
だるま式スープレックス
棚橋弘至が勝負所で使う技です。
相手の後方に回り相手の胴体と両腕をまとめて抱きかかえ後ろに投げる技です。
投げにスピードはありませんが、相手は受け身が取れない為、相手の後頭部を確実に打ち付けることができます。
などなど。その他にもたくさんたくさんあります。
「スープレックス」系 まとめ
「スープレックス系」に分類される技はたくさんあります。
今回紹介したのはほんのほんの一部です。
投げ方だけではなく、フィニッシュのブリッジの仕方などもたくさんのバリエーションがあり、ファンを楽しませてくれます。
これからも新しい技が開発されていくことでしょう。
※技の説明は、個人的解釈で紹介しています。