こんにちは!kamikamiです!
みなさん
ジャイアントスイング
ご存知ですか?
そうです。
相手をグルグル回す技です。
この技は古くから使われてきたプロレス技なんです。
リングをめいっぱい使うダイナミックな技なので派手さがエンターテインメントとしてプロレスには適した技です。
視覚的なインパクトがありますね。
今回は、
ジャイアントスイングはどんな技なのか?
ジャイアントスイングの最高回転数は何回なのか?
をプロレス観戦初心者の方にもわかりやすく紹介していきます!
ジャイアントスイングどんな技?
ジャイアントスイングは、パワーファイターが得意とする技です。
まず、仰向けになった相手の両足首を自分の両脇で抱えます。
ここで重要なのはリングの中央にポジショニングすることです。
そのまま自分を軸にして回転していき相手を振り回します。
相手を旋回させることで相手に物理的なダメージと観客に対して強力なインパクトを与えることができます。
相手は平行感覚を失い、一定時間戦うことが困難になります。
ジャイアントスイングは、
遠心力によって三半規管にダメージを与える技
なんです。
しかし、この技には大きなリスクがあります。
自分も平衡感覚を失ってしまうことがあるということです。
この結果、逆に攻撃を受けてしまうことがあるという
「もろ刃の剣」
的な技です。
シングルマッチでは相手がダウンしている間に回復ができますが、相手に仲間がいると狙われやすいです。
タッグマッチにはとても不向きな技です。
ジャイアントスイングの使い手
ジャイアントスイングの開発者は「ロニー・エチソン」というレスラーだそうです。
力道山と戦っていたレスラーということからジャイアントスイングは歴史のある技だということがわかります。
ジャイアントスイングの使い手は不思議なことに時代ごとに代表的な選手がいます。
馳浩
ライオネス飛鳥
井上京子
現在では、長身レスラーのレディ・Cが得意技としています。
なかでも、ジャイアントスイングといえば「馳浩」の名前が挙がることが多いのではないでしょうか。
「ヨイショ!」の掛け声とともに相手の両足を抱え自分を中心に回転して相手を振り回します。
全盛期は30回転を越えることが多かったです。
回し終わった後、自分にもダメージ(目が回る)があるので、タッグマッチでは狙われることが多かったです。
ジャイアントスイングの最高回転数は?
馳浩が1996年に記録した
60回転
です。
最後はフラつきながらの記録達成でした。
リバース式ジャイアントスイング
相手をうつ伏せ状態で回転させるジャイアントスイングです。
相手は真下を見ながら回転させられるので恐怖から精神的ダメージも受けてしまう技です。
スイング・スリーパー
ジャイアントスイングの派生技として「スイング・スリーパー」があります。
スリーパー・ホールドの体勢からジャイアントスイングのように回転します。
通常のジャイアントスイングは遠心力で頭部に血液が上ってしまいますが、スイング・スリーパーは真逆で頭部へ血液が行かなくなる技です。
さいごに
ジャイアント馬場も回されたことがあるそうです。驚き!
ジャイアントスイングを綺麗に見せるのには力が必要なだけではなく、優れた平衡感覚とバランス感覚が必要なんです。
スピードに乗ったジャイアントスイングは観客が盛り上がること間違いなしです!
※ジャイアントスイングの回転数調べは日本の試合での回転数です。