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【フランケン・シュタイナー】と【ウラカン・ラナ】の違いと歴史そして使い手を紹介します!

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プロレス

こんにちは!kamikamiです!

プロレス観戦していると必ず疑問にあがるのが

「フランケン・シュタイナー」と「ウラカン・ラナ」ってどう違うの?どちらも同じ技に見えるよ。

これ、よく聞かれます。

確かに私も昔は疑問に思っていました。

どちらも同じ技に見える。。。

でも、よく見ると全然違うんです。

大きく分けると、フランケン・シュタイナーは「相手にダメージを与える技」、ウラカン・ラナは「フォールを狙う技」なんです。

このふたつの技の見分け方を深堀りしたいと思います。

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「フランケン・シュタイナー」

向かい合った相手に対してドロップキックのように飛び上がり、自分の両足(太もも付近や足首付近)で相手の頭を挟みそのままバク転のように後方へ回転して相手の頭をマットに叩きつける技です。

マットに突き刺すようなイメージです。

相手の後頭部から首、背中にかけてダメージを与えます。

フォールを奪うことも可能な技です。

「フランケン・シュタイナー」名前の由来と歴史

ここからは、名前の由来と歴史を見ていきましょう。

「フランケン・シュタイナー」開発の歴史

「フランケン・シュタイナー」は、プロレス界では有名な兄弟タッグの「スタイナーブラザーズ」の弟スコット・スタイナーが開発した技です。

新日本プロレスでは、フランケン・シュタイナーを「飛びつき後方回転杭打ち」と訳していました。

フランケン・シュタイナーが日本で初めて披露されたのは、1991年の新日本プロレスの東京ドーム大会です。IWGPタッグ選手権試合『馳浩・佐々木健介 VS スタイナー・ブラザーズ(リック・スタイナー・スコット・スタイナー)』戦でした。

プロレスファンに衝撃を与えた歴史に残る技のひとつです。

フランケン・シュタイナー名前の由来

名前の由来は諸説あります。

  • 技の開発者である、スコット・スタイナーが、「フランケン・シュタインに顔が似ている」ということで、フランケン・シュタインと自分の名前のスタイナーを合わせた造語と言う説。
  • フランケン・シュタインとスタナーを合わせた造語という説。
  • スコットが前からレスラー仲間にフランケン・シュタイナーと言うニックネームで呼ばれていたことからという説もあります。

などです。

これは本当のところを本人に聞いてみたいところです。

ちなみにですが、自分は「ダグ・ファーナス」のフランケン・シュタイナーが好きでした。

フランケン・シュタイナーの使い手

やはり、現在の使い手で1番に思い浮かぶのが「武藤敬司」ではないでしょうか。

頭ではもちろんですが、最近は背中も打ち叩きつけて「フォールを狙う形」も使っています。

雪崩式でも使われます。

「雪崩式フランケン・シュタイナー」は相手を放り投げることで凄まじいダメージを相手に与えます。

【雪崩式】とは?いろいろな雪崩式や断崖式も紹介します!

スターダムの上谷沙弥はスワンダイブからのフランケン・シュタイナーを披露したこともあります。

 

派生技「リバース・フランケン・シュタイナー」についてはコチラ↓↓

【リバース・フランケン・シュタイナー】初めて見た時の衝撃!いろんな「リバース」を紹介!

「ウラカン・ラナ」

「ウラカン・ラナ」は、相手の頭を両足で挟んでから後方に回転して相手の股の間に頭をくぐらせるところです。

相手は背中からマットに落ちます。

相手の脚を抱え込んでフォールに持っていくのが特徴です

日本名

「高角度後方回転エビ固め」

と呼ばれます。

パワーボムなどの投げ技の切り返し技として使われることも多いです。

「ウラカン・ラナ」名前の由来と歴史

私たちが言うウラカン・ラナは正式名称は

「ウラカン・ラナ・インべルディダ」

になります。

日本で一般的に言われている「ウラカン・ラナ」は、「ウラカン・ラナ・インベルディダ」です。厳密には「ウラカン・ラナ」と区別する必要があります。

ウラカン・ラナは、1950年代に活躍したメキシコのルチャドール

「暴風仮面ウラカン・ラミレス」

が開発した高角度回転エビ固めのことです。

肩車の体勢から前方に回転して丸め込むエビ固めです。

派生技として「ウラカン・ラナ・インベルディダ」が発明されて、インベルディダが略されて、「ウラカン・ラナ」として広まったそうです。

「ウラカン」は英語で「ハリケーン」なので「ハリケーンラナ」と呼ばれることもあります。「ラナ」はスペイン語で「カエル」の意味です。フォールの形がカエルに似ているからかも知れません。インベルディダは「逆の」という意味になります。

ウラカン・ラナを進化させ続けているのは、ドラゴン・キッドです。

「フランケン・シュタイナー」「ウラカン・ラナ」まとめ

「フランケン・シュタイナー」と「ウラカン・ラナ」のことを話した時、いっしょに話題にあがるのが「ティヘラ」です。
「ティヘラ」は、名前は違いますが入る型は同じです。
相手の頭部を自分の両足で挟んで、自分の体の遠心力で相手を放り投げる技です。
ねじったりすることもあり、バリエーションが多くあります。
また同じように「コバルタ」は、スペイン語で「ネクタイ」という意味なりルチャ・リブレが起源です。
これを「ティヘラ」と呼ぶこともあります。
フランケン・シュタイナー、ウラカン・ラナをまとめると、
  • フランケン・シュタイナーは、走ってくる相手に向かって仕掛けることが多いです。ウラカン・ラナはその場で仕掛けることが多いです。
  • 技を仕掛ける側は、フランケン・シュタイナーは捻り方によって手や肩などから着地します。ウラカン・ラナは背中から着地する。
  • フランケン・シュタイナーは頭をマットに叩きつけるのでダメージ重視で、ウラカン・ラナはフォール重視の技です。
  • ウラカン・ラナはフィニッシュで相手の両足を抱え込むのに対しフランケン・シュタイナーでフォールを狙う場合は相手の頭や肩を押さえつける形が多いです。

以上のことから、どちらの技も相手の頭を両足で挟んで後方回転します。

がそのあとが違うんです。

「フランケン・シュタイナー」は、フォールも狙えるほかに相手の脳天や背中をマットに叩きつてダメージを与えることもできます。

「ウラカン・ラナ」はフォールを狙う丸め込みが目的の技となります。

違いがわかるとプロレス観戦がより楽しくなりますよ!!

参考サイト:ウィッキペディア プロレス辞典 格ゲー・COM

※技の由来や開発の流れは諸説あります。今回は私の個人的解釈で紹介しています。

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