プロレスの試合でよく実況アナウンサーが叫ぶワード
「雪崩式(なだれしき)〇〇!!」
「〇〇」は、技の名前となるわけですが、
いっしょにプロレス中継を見ていた奥さんが、

どうなると雪崩式なの❓
という素朴な疑問。
確かにプロレス観戦初心者の人には謎ですよね。
今回は、
どうなると「雪崩式(なだれしき)」になるのか❓
を紹介しますね!!
「雪崩式」とは
雪崩式(なだれしき)
コーナーポストの最上段、またはセカンドロープから自分もいっしょに落ちながら技を繰り出すことです。
雪崩のように落ちていく様子から名付けられたんですね。
コーナーポスト最上段、セカンドロープから仕掛ける技は、技の名前の頭に「雪崩式」が付きます。なんか数学の公式のようですが。。。
おもな「雪崩式」の技
- 雪崩式ブレーン・バスター
- 雪崩式フランケンシュタイナー
- 雪崩式バックドロップ
などがよく使われる技です。
「雪崩式」のバリエーション
トップロープを使って仕掛ける技は、「雪崩式○○」となるので、技のバリエーションは多いです。
雪崩式ブレーン・バスター
出典:wp.bbm-mobile.com
雪崩式ブレーン・バスターは、コーナーポストの最上段やセカンドロープから仕掛けます。最上段からのブレンバスターはマットが波打つほどの衝撃です。
「ブレーン・バスター」の歴史とアレンジ技いろいろ。雪崩式は阿修羅・原が日本初です。
雪崩式バックドロップ
上から落ちていくというイメージです。
マットを見ることができない後頭部から落ちていくので、相手は後ろから落ちる恐怖と強大なダメージを受けます。
雪崩式パワーボム
出典:ameblo.jp
これはどの高さから落としてもエグい技です。
シングルマッチではあまり見ることができないですが、タッグマッチなどでは味方の協力を得て完成されることが多いです。
「パワーボム」の歴史と派生技の紹介。日本では天龍源一郎が広めたとされています。
雪崩式フランケンシュタイナー
出典:nikkansports.com
トップロープから繰り出される場面が多いです。返し技として仕掛けることもできるので、47普段フランケン・シュタイナーを使用しているレスラーは得意としています。
「フランケンシュタイナー」と「ウラカン・ラナ」の違いと歴史と使い手
雪崩式タイガードライバー
雪崩式パイルドライバー
出典:igapro24.com
ワイルド・ペガサスの雪崩式パイルドライバーはセカンドロープからでも威力抜群です。
プロレスの「パイルドライバー」の名前の由来と派生技、使い手を考える。
雪崩式リバース・フランケンシュタイナー
出典:excite.co.jp
雪崩式の進化形
雪崩式より危険なバリエーションに断崖式があります。これは、落ちる場所がリングではないのでとても危険な技です。
断崖式(だんがいしき)
断崖式は、リングのエプロンサイドや花道の段差を使って落下しながら仕掛ける技です。
別名「奈落式」などとも呼ばれます。
全日本プロレスの四天王時代に多く使われ出しました。
リングに落ちる雪崩式とは大きく違い、場外の薄いマットや通常の床に相手を落とすとても危険でした。
おもな「断崖式」の技
断崖式タイガードライバー
断崖式タイガースープレックス
断崖式喉輪落とし
など。
まとめ
雪崩式の技とは、コーナーに相手を乗せて自分もろともリングに落ちていくという捨て身にも見える技です。雪崩式の醍醐味は、投げられまいと抵抗する防御側と何とかして投げる体勢に入りたい攻撃側とのコーナーポスト上での攻防です。
決まれば試合の流れをグッと引き寄せることが出来る大技の攻防を楽しみましょう!!