こんにちは!kamikamiです!
いつものように奥さんとプロレス観戦していたらこんなやり取りがありました。
これはなんていう技?
いまのは「ヘッドシザーズ・ホイップ」だね。
でも実況の人は「ティヘラ」って言ったよ。
どっちも正解だよ。
なんで?名前違うよ。
呼び方がちがうだけ。
今回は、
「ヘッドシザーズ・ホイップ」「ティヘラ」同じなの?
この疑問をかんたんに解りやすく紹介していきます。
「ヘッドシザーズ・ホイップ」「ティヘラ」は同じ技
結論から言うと
「ヘッドシザーズ・ホイップ」「ティヘラ」は同じ技のことを指します。
地域によって呼び方が変わるということです。
英語圏では「ヘッドシザーズ・ホイップ」
ルチャ・リブレは「ティヘラ」
となります。
どちらでも間違いではないんです。
ここで注意したいのが
「ティヘラ」は相手の頭を自分の両足で挟んで投げる技全般を指すと言うことです。
この系の技は、ルチャ・リブレでは基本的な技です。
ティヘラは、メキシコのルチャ・ドールやメキシコでの修行の経験がある選手に使い手が多いです。
早い展開の中で観客に魅せる技として試合序盤に見られることが多いです。
ここからは「ヘッドシザーズ・ホイップ」と「ティヘラ」を詳しく見ていきましょう。
「ヘッドシザーズ・ホイップ」とは
「ヘッドシザーズ・ホイップ」
これは英語です。
直訳してみると、
ヘッド=頭
シザーズ=鋏(はさみ)
ホイップ=投げる
となります。
相手の頭を自分の両足で挟んで投げる技となります。
ヘッドシザーズ・ホイップのやり方
動作を詳しく説明すると、相手と向かい合って立っている状態で相手の頭を自分の両足首あたりで挟みます。
なので高くジャンプして飛びついて挟むことになります。
そして相手の頭を挟んだまま自身の体を旋回して反り返させて勢いで相手を投げ飛ばします。
遠心力を使って投げるのが特徴です。
「ティヘラ」とは
「ヘッドシザーズ・ホイップ」をルチャ・リブレでは「ティヘラ」といいます。
「ティヘラ」は、スペイン語で「鋏(はさみ)」を意味します。
相手のさまざまな部位を挟むからですね。
メキシコではルチャ・ドールの基本技として有名です。
ここで大事なのは、
ティヘラの定義は幅広い
ということです。
ティヘラのやり方
相手と向かい合って立っている状態で高くジャンプして相手に飛びついて両脚で相手のどこかを挟みます。
相手を挟んだまま自身の体を旋回して反り返さた勢いで相手を投げ飛ばすもの全般を総称して「ティヘラ」と言います。
この系の技はいろいろな派生技がありますが、総称すると「ティヘラ」となるということです。
まとめ
「ヘッドシザーズ・ホイップ」「ティヘラ」は同じ技のことを指します。
英語圏では「ヘッドシザーズ・ホイップ」
ルチャ・リブレは「ティヘラ」
となります。
どちらでも間違いではないです。
ティヘラ(Tijerina)は、プロレス技の中でも特に高い技巧を要する技で、主にルチャリブレ(メキシコのプロレススタイル)でよく見られます。
ティヘラは相手の首を掴んでコントロールします。
ティヘラは空中での回転と落下を伴うため、強いインパクトがあり、相手に大きなダメージを与えることができます。特にリングに落とす瞬間の衝撃が強力です。
この技は見た目にも派手で、観客に強い印象を与えるとともに、試合の流れを変える決定的な技となることが多いです。
ティヘラは主にルチャリブレ系の技を習得している選手によって使用されることが多いです。ティヘラを駆使して試合の流れを支配します。
ティヘラは高度な技術を要するため、難易度の高い技です。ミスが生じると、相手にも自分にも大きな負担をかける可能性があります。
相手がティヘラを予測して防御体勢を取っている場合、側転などで交わされることがあります。
ティヘラで相手を場外へ落として空中戦(トぺスイシーダ、プランチャなど)へ持ち込むという流れがよく見られます。
また、カウンター技として劣勢の流れを止めて良い流れを自分に呼び寄せることにも多く使われます。
ファンやレスラーに愛されている技です。
「ティヘラ」の定義が幅広いことを意識して観戦すると面白いですよ!