プロレスを語るうえで絶対に話題になるのが、「ルチャリブレ」ですよね。
メキシコ発祥のルチャリブレを、メキシコの文化とともに探っていきましょう!!
まずはメキシコと言う国とルチャリブレとは何か?をみてみましょう。
メキシコとはどんな国?
正規名称は、
「メキシコ合衆国」
Estados Unidos Mexicanos
です。
通称メキシコです。
メキシコはアメリカ合衆国と中央アメリカの間に位置しています。
国旗です。
国章です。
メキシコは、太平洋やメキシコ湾の浜辺のほか、山脈、砂漠、ジャングルといろいろな地形で構成されています。
首都は、「メキシコシティ」です。
出典:LINEトラベル
「グアナファト」
出典:LINEトラベル
第二の都市、「グアダハラ」。
メキシコには古代遺跡などが数多く残っています。
「太陽のピラミッド」
出典:LINEトラベル
世界遺産が30を超えます。
アステカ文明やマヤ文明が栄えた歴史があります。
メキシコ人ってどんな人?
メキシコとルチャリブレ
「ルチャリブレ」
スペイン語で「プロレス」のことです。
ロープワークを駆使した戦いが試合の組み立ての方で、素早く相手を飛び越えたり、素早く相手の股をくぐり抜けたりと軽快な動きが特徴です。
また、空中殺法だけではなく、関節技(ジャベ)なども使われます。
「メキシコのメキシカンスタイルのプロレスをルチャリブレと言います。」
日本人レスラーが、ルチャリブレのファイトスタイルで戦うスタイルを日本式ルチャ(ハポネスルチャ)と呼ぶこともあります。
ルチャリブレでのプロレスラーは、男性が「ルチャドール」、女性が「ルチャドーラ」と呼ばれています。
ベビーフェイスは「テクニコ」、ヒールは「ルード」と呼ばれます。
人気の選手は、「エストレージャ」、「スペルエストレージャ」、「スター」、「スーパースター」と呼ばれます。
ルチャリブレは、覆面レスラーが多いのも特徴です。
これは、古代アステカ文明の影響を受けてのものです。
ルチャリブレで使われる言葉
今までプロレスを見ていてよく聞く言葉がたくさんありますね。
「ルチャ」 闘う
「リブレ」 自由
「ルチャドール」 闘う人 男性
「テクニコ」 ベビーフェイス
「リンピオ」 清潔な ベビーフェイス
「ルード」 ヒール
「エル」 男性の名前につく ※エル・サムライなど。
「ラ」 女性の名前につく
「ミル・マスカラス」 ミルは1,000、マスカラは仮面
「ゲレロ」 戦士、兵士
「エルサント」 聖人
「エルヒガンテ」 その巨人 ※そのままのリングネームでしたね。
「グラン」 偉大な ※グラン浜田のリングネームはここからですね。
「デスペラード」 犯罪者、命知らず
「ウルティモ」 最後の、禁断の、究極の
「ボラドール」 飛ぶ
「ドラダ」 黄金の
「モンターニャ」 山 ※モンターニャ・シウバってレスラーいたな笑
「エストレージャ」 星
「エル・イホ・デル」、「イホ・デル」、「ジュニア」 ○○の子(2世3世が多いことから)
「ジャベ」 関節技 ストレッチ技
「カベジェラ」 髪
「コントラ」 賭ける
などなど。
これらはほんの一部です。まだまだ馴染みのある言葉はありますよ。
ルチャリブレは無形文化遺産
2018年7月21日、ルチャリブレはメキシコシティの「無形文化遺産」に指定されました。