こんにちは!kamikamiです!
今回は、プロレス観戦初心者の人には素朴な疑問である
「なぜ、この技の名前はこうなったのか?」
この疑問はプロレスを長いあいだ見ている私も疑問の技名があります。
今回は、よく見るプロレス技のいくつかの技名の由来をシンプルにプロレス観戦初心者の方にもわかりやすく紹介していきます!
「DDT(ディー・ディー・ティー)」
名前の由来は「殺虫剤」から!
この技は見た目も派手で破壊力もバツグンということで試合ではよく見る技ですね。
「DDT」の技名の由来は、
開発者の『ジェイク・ロバーツ』というレスラーが
殺虫剤のDDT
を由来して技名にしたと語っているそうです。
「DichloroDiphenyTrichloroethane ジクロロジフェニルトリクロロエタン」
の頭文字をとっています。
日本でDDTを広めたのは天龍源一郎です。
天龍は自分の名前と掛けて、
「デンジャラス・ドライバー・オブ・テンリュー」
の頭文字であると話していたこともあり、こちらが名前の由来だと思われることも多いですが、たまたまうまくハマった当て字のようです。
「フランケン・シュタイナー」
名前の由来は「フランケン・シュタイン」から!
日本プロレス界に一大旋風を巻き起こした兄弟レスラー
「スタイナー・ブラザーズ」
の弟「スコット・スタイナー」が日本で披露した技です。
技名の由来は、
開発者である、スコット・スタイナーがフランケンシュタインに似ているということからこの名前になったそうです。
※技名の由来は諸説あります。
「モンゴリアン・チョップ」
名前の由来は「キラー・カーン」から!
もともとモンゴルの格闘技の歴史にはには、「モンゴリアン・チョップ」のようなチョップはありません。
「キラー・カーン」が元祖とされています。
現在では「天山広吉」や「グレートーO-カーン」が使い手として有名ですね。
技名の由来は、開発者である
「キラー・カーン」のモンゴル人キャラクターから来ているようです。
「ラリアット(ラリアート)」
名前の由来は「アメリカの西部開拓時代」から!
プロレス技では超超超有名技ですね。
相手を
ぶっ倒す!
なぎ倒す!
素晴らしい技です。
「ラリアット(ラリアート)」の由来は、野生動物や暴れ家畜などを捕えるための「投げ縄」のことで、西部開拓時代から続いている投げ縄の動作を参考にして技を開発されました。
使い手は星の数ほどいますが「不沈艦スタン・ハンセン」が有名ですね。
スタン・ハンセンのラリアットは
「ウエスタンラリアット」
と言います!
関連記事:ウエスタン・ラリアットとリキ・ラリアットとアックス・ボンバーの違いとラリアットの使い手
「アルゼンチン・バックブリーカー」
技の名前の由来は「開発レスラーの出身国」から!
日本名は
「アルゼンチン式背骨折り」
です。
「人間マフラー」とも言われます。
アルゼンチン出身のアントニオ・ロッカのオリジナル技です。
その名の通り出身地の「アルゼンチン」から来ているようです。
「カナディアン・バックブリーカー」
技の名前の由来は「開発レスラーの出身国と木こり」から!
「カナディアン・バックブリーカー」の技名の由来は諸説あります。
相手を担ぐ姿が、丸太を担いだキコリのようだと言うことでこの名前が付いたと言う説と、開発者がカナダ人のレスラーのユーコン・エリックと言うことからだとの説があります。
「ウラカン・ラナ」
技の名前の由来は「カエルがとてつもない速さでひっくり返る」!
「ウラカン・ラナ」の正式名称は、
「ウラカン・ラナ・インベルティダ」
と言います。
日本名は「高角度後方回転エビ固め」と言います。
スペイン語で
「ウラカン」は「ハリケーン」
「ラナ」は「カエル」
「インベルティダ」は「逆の」
と言う意味です。
「ラ・マヒストラル」
技の名前の由来は「お見事!」です!
「ラ・マヒストラル」は
スペイン語で、
「la(destreza)magistral」となり、
「見事(あっぱれな)」
と言う意味になります。
丸め込み技や抑え込み技のジャンルに入る技です。
「ジャーマン・スープレックス」
技の名前の由来は「開発レスラーの出身国」から!
「ジャーマン・スープレックス」の「ジャーマン」の由来は皆様お察しのとおり、ドイツのことです。
カール・ゴッチがドイツ出身であったためと言われています。
まとめ
技の名前の由来って調べるととても面白いです。
同じ型の技でも使い手が変わると名前が変わるなんてことはよくあります。
技の名前や由来を知ってから技を見るとまた違った面白さを発見できます!