こんにちは!kamikamiです!
プロレスで絶対必要な人
『レフェリー』
現在のプロレス界だと、大きな身振り手振りで人気の新日本プロレス「レッドシューズ海野(うんの)」レフェリーが有名ですね。
私たちは敬意を込めて「レッドさん」と呼んでいます。
海野レフェリーは、ジェスチャーがとても大きく遠くの観客にも見やすいレフェリングをしています。
選手のスゴ技に驚く様子などは、選手よりレッドさんを見ている方が面白いなんてこともあります。
今回は、
プロレスに限らずほとんどの競技に必ずいる人、審判についてです。
「レフェリーとレフリーどっちが正解?」
「アンパイアやジャッジとは?」
「私の記憶に残っているレフェリーの紹介」
についての記事になります!
審判を「レフェリー」と呼ぶワケ
レフェリーは「refer」が語源だそうです。
「問題などを任せる、委ねる」
という意味です。
もっと簡単に言うと
状況判断を任された人
となります。
「レフェリー」と「レフリー」どっち?
「レフェリー」「レフリー」どちらでも正解のようです。
多くは「レフェリー」と呼ばれています。
週刊プロレスでは「レフェリー」と表記されているので、この記事内で私は「レフェリー」と呼ぶことにします。
「レフェリー」は「アンパイア」や「ジャッジ」とは違うのか?
どんな競技でも大事な役割である「審判」。
競技によって審判の呼び方が変わります。
野球だと「アンパイア(球審)」
サッカーだと「レフェリー」
ボクシングだと「レフェリー」
同じ審判ですが競技によって呼び名が違います。
何か法則などあるのでしょうか?
大きく分類すると、
「選手の動きに合わせて動き回る審判はレフェリー」
「所定の場所にいる審判はアンパイアやジャッジ」
と呼ばれるようです。
プロレスでのレフェリーの仕事
プロレスの試合を裁くのが「レフェリー」です。
免許や資格などはありません。
しかし、誰でもなれるという職業でもはありません。
レフェリーの仕事は、試合開始前に選手が凶器などを隠し持ってないかのボディチェック、反則技の制止、場外戦での場外カウント、フォールのカウント、ギブアップをしているかの判断、KOの判断などなどたくさんあります。
タッグマッチなどではたくさんのレスラーが出場しますので全てのレスラーに目を配らなくてはなりません。
試合が盛り上がるかどうかは選手はもちろんのですが、レフェリーの手腕もとても大事です。
レフェリーは、選手の序盤の動きを見て試合の流れを作る技術が求められます。
凶器攻撃をしたレスラーにあっさり反則負け裁定を下しても盛り下がりますし、場外カウントを機械的にカウントしても盛り下がってしまうんです。
また、選手がフォールをギリギリで返したときにマットを叩くのをギリギリで止められる技術も必要です。
レフェリーは危険な仕事
レフェリーはとても危険な仕事です。
選手の技に巻き込まれたり選手の腹いせに投げ飛ばされたりとある程度鍛えているレフェリーでも怪我をすることもあります。
また、選手の凶器使用を止めるという危険な仕事もあります。
とても大変な仕事ですね。
記憶に残るプロレスのレフェリー
ここでは、「個人的に記憶に残るレフェリー」を紹介していきます!
レッドシューズ海野
赤いシューズと赤いベルト、赤いサポーターがトレードマークの新日本プロレスの審判部長です。
大きなジェスチャーのレフェリングは選手よりも目がいってしまうこともあります。
和田京平
レフェリーがコールされる時に観客全員で「キョーヘーイ!!」と叫ぶのがお決まりでした。
「2.99の攻防」は和田レフェリーの技術があってのものでした。
タイガー服部
ヒゲがトレードマークのレフェリーですね。日本人レスラーだけでなく外国人レスラーにも信頼が厚いレフェリーでした。
引退セレモニーでは多くのレスラーが駆けつけたことでもわかります。
ミスター高橋
レフェリングは技術は素晴らしいものがありましたが、プロレス界の暴露本を出版したことで世間に衝撃を与えて有名になりました。
本人は暴露本ではなく「プロレス界への提言である」と話しています。
山本小鉄
元レスラーであったことで選手の反則に体ごと当たっていくスタイルで試合を裁いていました。
試合中に乱入する選手を投げ飛ばす様は痛快でした。
阿部四郎
全日本女子プロレスで女子プロレスの黄金時代を作ったダンプ松本率いる極悪同盟の一員とも言えるレフェリーでした。
「悪徳レフェリー」や「極悪レフェリー」などと呼ばれていました。
極悪同盟に忖度しまくりのレフェリングは観客のストレスを増大させるものでした。
まとめ
競技には必ず必要な人「審判」。
競技によって呼び名は様々ですが、中立な立場が求められます。
しかし、ショー的要素が大きいプロレスでは、基本は中立ですが、試合を作るために時にグレーで曖昧なレフェリングをすることもあります。
それは観客を喜ばせたり興奮させたりするためです。
免許や資格などはありません。でも誰でもなれるという職業でもはありません。
プロレス団体によっては、レフェリー以外の仕事も多くこなしています。
リングの組み立てや解体などの会場設営から器材運搬用トラックの運転手などたくさんあります。
レフェリーは多忙の中でも試合の采配はきっちりこなすというところはやはり「プロ」ですね。
プロレス観戦初心者の人も会場やテレビでのプロレス観戦の回数が増えると、レフェリーの動きを見る余裕が出てきます。
これからは、レフェリーにも注目してみましょう!