プロレスでは、
スリーカウントを取ることを、
「ピンフォール」
といいます。
プロレスの試合で勝負がつく方法のひとつです。※プロレスでは他にも勝負がつく方法はたくさんあります。
小さいころからプロレスごっこで、スリーカウントを自然に使っていましたが、なぜスリーカウントになったのか?考えたこともありませんでした。
そして、プロレスのリングに張られているロープは「3本」ですよね。
「プロレス」と「3」って関係が深いようですね。
この記事では、この関係について紹介します。
なぜ、プロレスは「スリーカウント」なのか?
諸説あるようです。
なかでも有名な理由は、
また、
「敵に3秒間押さえつけられた者は必ず死ぬという戦場の掟から由来している」
だそうです。
「スリーカウント」がいちばん試合が盛り上がる
ここで重要なのは、スリーカウントは「3秒」と正確に決まっているわけではなく、レフェリーによって少し誤差があるということです。
この『スリーカウント』が入るか入らないかの攻防がプロレスのいちばんの醍醐味です。
フォール合戦ならなおさらです。
「2.9」「2.99」などと、ストップウォッチで計っているわけでもないのに叫ぶ実況アナウンサーがますます試合を盛り上げます。
いろいろな長さのフォールカウントが試されたなかで、試合が間延びせず興奮して楽しめた、楽しめるカウントの長さが「スリーカウント」なんですね。
プロレスのリングのロープはなぜ3本なのか
リングの中や外へスムーズに出入りできることが3本である最大のメリットです。
場外へ落ちるのもひとつの見所となります。場外カウントギリギリでリングに戻るのも盛り上がる場面です。
「トペ・スイシーダ」などは、ロープとロープのの間から場外へ飛ぶので、ある程度の間隔があるからできる技です。ロープを使ったいろいろな技が生まれるわけです。
また、トップロープに登りやすいということもあります。
ロープに振られる攻防もロープが3本であるからできることです。ロープがもしも2本だったら、ロープに振られ時にうまく体を預けられないと思います。
また、トップロープに登るにも1段1段が高くなってしまい登りづらいと思います。
もしも、ロープが4本だったら、ロープが邪魔して観客が見えづらいと思います。
ボクシングや総合格闘技の場合は、場外に落ちないようにする(怪我防止の理由です)ので本数が多いわけなんです。
リングの大きさはどのくらい?
「ロープの本数」が気になると、同時に気になるのが「リングの大きさ」です。
コーナー最上段からリングに投げれると、かなりバウンドして大ダメージです。
また、「リングの床には何が入っているの?」でしょうか?
リングの大きさを知ると同時にリングに関係のある他のことも見ていきましょう。
「キャンバス」と「マット」の違い
ボクシングを初めてした立場図形の格闘技界ではリングを「キャンバス」と呼び、プロレスや総合格闘技などの技がある格闘技のリングを「マット」と呼ぶことが多いです。
例えば、試合で敗北した場合、ボクシングでは「キャンバスに沈む」と表現するのに対し、プロレスでは「マットに沈む」と表現します。日本はプロレス業界を「マット界」と呼ぶこともあります。
「リング」の大きさは?
日本のプロレスのリングは、
「一辺6メートルから6.4メートル」のサイズが主流となってます。
一辺5.5 M 前後が主流の欧米より若干大きいものが使われています。
リングの構造
団体によって異なりますが、床は木の板4 CM から5 CM の厚みです。その上にゴムシート2 CM の厚みのもの。さらにその上にフェルトなどを敷き、最後に canvas をしています。
新日本プロレスではスポンジを入れています。一部インディー団体は、キャンパスの下に体操用マットを敷いて代用している場合があります。素材の骨組みをサスペンション構造とし spring を聞かせて反発を大きくしている団体もあります。危険な投げ技でも大怪我をしないようにしています。
アメリカのマットでは、まるでトランポリンのよりリングの床面が振動で乗務するようになっています。
逆に、ヨーロッパやメキシコでは、サスペンション構造になっていないことがあるのと、クッションも薄いとされます。
異種格闘技など特殊な事情があるときは、板の上に直接キャンパスを貼ることがあり、このような硬いマットでは何の技でも受け身を十分にとらないと危険です。
まとめ
プロレスの試合が3カウントになった理由は、「ちょうどいい長さだから」。
プロレスのロープが3本である最大の理由はリングの中や外へスムーズに出入りできるから。
たまたま「3」でつながったプロレスってなんか深いですね。