こんにちは!kamikamiです。
「デスバレー・ボム」
と言ってわたしが思い浮かべるのが、三田英津子と高岩竜一、里村明衣子ですね。
この技は実は「日本発祥の技」なんです。
日本発祥の技ってそんなに多くないなかでこの技が日本発祥とは驚きです。
破壊力抜群で見た目も派手な「デスバレー・ボム」。
今回は「デスバレー・ボム」をプロレス観戦初心者の人にも分かりやくす紹介していきます。
「デスバレー・ボム」とは
まずは「デスバレー・ボム」のやり方からです。
相手をファイヤーマンズキャリーで両肩に担ぎます。そして相手の頭のほうから自分の体を側方に倒します。相手の頭部から首、肩にかけてマットに叩きつけます。
「デスバレー・ボム」発祥地
「デスバレー・ボム」は、日本発祥の技です。
開発者は当時全日本女子プロレスの選手だった「三田英津子」です。
女子レスラーが開発して男子レスラーに広がっていった珍しいケースの技です。
「デスバレー・ボム」開発の経緯
三田が当時得意としていた技は長身(174cm)を生かした「エアプレーンスピン」を得意としていました。この技を改良して「デスバレー・ボム」が生まれました。
「デスバレー」名前の由来
「デスバレー」は直訳すると「死の谷」です。
技の名前そのもので相手を奈落の谷に落とすような型に見えます。
「デスバレー・ボム」派生技
「デスバレー・ボム」には多くの派生技があります。
「ポップ・アップ式デスバレー・ボム」
鷹木信悟の得意技です。自分に向かって走りこんできた相手の体をキャッチし、上へ放り投げ、空中でファイヤーマンズキャリーの型で担いでその勢いで相手を「デスバレー・ボム」で叩きつける技です。
「デスバレー・ドライバー」
高岩竜一が開発した技です。
ファイヤーマンズキャリーの型までは同じですが、相手を落とすとき「みちのくドライバーⅡ」のように前方へ落とします。相手はほぼ垂直落下式になるので受け身が取れない危険技です。
「みちのくドライバーⅡ」と「ファルコンアロー」ってどう違うの?名前の由来と使い手を紹介します!!
「バーニング・ハンマー」
この技は「バーニング・ハンマー」の究極の派生技ではないでしょうか。
小橋建太が開発しました。
技の型は相手を担ぎ上げる向きが違います。相手を仰向けにファイヤーマンズキャリーで担ぎます。「アルゼンチン・バックブリーカー」の型ですね。そこから相手の脳天をマットに落とすという超危険技です。
まとめ
「デスバレー・ボム」は、女性レスラーが開発して男性レスラーに広まった最初の記念すべき技です。この広まり方のケースは非常に少ないです。
パワー系のレスラーや長身のレスラーが好んで使います。
相手をどんな角度で落とすかをみると面白いと思います!