ドロップキックはプロレス技の基本と言われています。
目の肥えたプロレスファンはドロップキックを見ただけでレスラーの力量のレベルがわかると言われるほどの基本技だそうです。私はまだそこまでわかるレベルではありませんが(泣)
メキシコでは、「パターダ・ボラドーラ」と呼ばれています。
ドロップキックは、両膝を折りたたむようにジャンプして相手に向かって両足を勢いよく突き出して足の裏で相手の胸板を蹴り飛ばす技です。
その場でジャンプして放ったり、相手に向かって走りながらジャンプして放ったり、向かってくる相手にカウンターで放ったり、そしてコーナー最上段から繰り出すこともあります。。
この他にもたくさんの場面で放つことができます。
ドロップキックと言えば、昔は相手の胸板を狙うのが基本でしたが、現在は顔面から膝までの全身を狙える技としてたくさんの派生技が生まれています。
ここからは私の主観でドロップキックを語りますのでご容赦下さい!!
ドロップキックの基本は大きくこのように分けられます。
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ドロップキックを大きく分けると
正面とび式
仰向けで放ち、そのまま背中から着地する。
昔はこれがスタンダードでした。
横跳び式
横に踏切って体が横のまま相手に当て、着地は背面からになるものです。
スクリュー式
仰向けで放ち、相手を蹴った後に体を捻り、うつ伏せになって正面から着地することになります。
次の技に移りやすいので多く使われるようになりました。
1回転式(旋回式)
相手にキックを当てたあとに、バク宙のように後方回転(縦回転式)してうつ伏せ状態で正面から着地する。横に回転する(横回転式)ものもあります。
ドロップキックの派生技いろいろ
ドロップキックを様々なレスラーが自分の個性を生かしてたくさんのアレンジをしてきました。
低空式
相手の下半身や四つん這い状態の相手の顔面などを狙います。正面飛び式低空ドロップキックでジョン・ウーがあります。
串刺し式
コーナーにもたれかかている相手に向かって放ちます。
ミサイルキック
コーナー最上段から放つものです。ミサイル・ドロップキックとも呼ばれます。
スワンダイブ式
トップロープに飛び乗ってロープの反動を利用して放つキックです。
急降下式
コーナーポストから相手の下半身を狙って放つ。
長滞空式
相手に当てるまでの時間が長いもの。ミサイル・ドロップキックの応用技です。
ライダーキック式
仮面ライダーのように片足で放つミサイル・ドロップキックです。
以上の技以外にもまだまだ派生技はあります。
ドロップキックの威力は?
ドロップキックは痛いのか?どれほどのダメージになるのか?
これはよくある質問ですね。
ドロップキックを受ける相手の受け方にもよります。
カウンターで受ける場合はかなりのダメージになるでしょう。
ドロップキックまとめ
不利な試合の状況を逆転させるのには、有効な技です。
皆さんもプロレスの試合で、どんなタイプのドロップキックが出るか意識して見てみると面白いですよ。