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【アントニオ猪木をさがして】は猪木世代ではない人たちに見てほしい映画です!

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プロレス

こんにちは!kamikamiです!

「アントニオ猪木」さんが亡くなって一年近くが経ちます。

2023年10月6日

「アントニオ猪木のドキュメンタリー映画」

が公開されます。

タイトルは

「アントニオ猪木をさがして」

です。

私は、アントニオ猪木世代ではありません。

私は「闘魂三銃士」世代です。

なので、アントニオ猪木が第一線で活躍している時代の試合はリアルタイムでは見た記憶がありません。

だからこそ「この映画は絶対見てほしい!」という衝動が体の中で駆け巡っています。

私がリアルタイムで見ていたのは、引退へ向けてのカウントダウンの試合と試合以外でのレスラーとのやり取りです。

この映画はぜひとも「猪木世代」ではない人に見てほしい作品だと思っています。その理由と、私の「アントニオ猪木の記憶」を紹介していきます。

プロレス観戦初心者の方でも「アントニオ猪木」の名前を知っている人は多いと思います。ぜひこの記事を読んで「アントニオ猪木をさがしましょう!」

※敬称略させていただきます。

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「アントニオ猪木をさがして」どんな映画?

「アントニオ猪木をさがして」は、アントニオ猪木が波乱万丈の人生を通じて伝えたかったメッセージを「さがす」というドキュメンタリー映画です。

プロレスラーだけではなく、実業家、政治家として活躍し、さまざまなエピソードを持つアントニオ猪木の実像に迫った映画です。

「アントニオ猪木」の人生は我々にどのような影響を与えたのかをOBプロレスラーや現役プロレスラーからの証言、試合のアーカイブ映像などとともに辿っていく内容です。

アントニオ猪木が作った団体である「新日本プロレス」が創立50周年ということもあり記念企画として制作されました。福山雅治がナレーションと主題歌を担当しているのも話題となっています。

1時間47分の映画です。

猪木の引退カウントダウンの試合

私がアントニオ猪木の試合をリアルタイムで見たのは

「アントニオ猪木 FINAL COUNT DOWN」

という、猪木が引退に向けてさまざまなレスラーや格闘家と戦うシリーズでした。

ナンバーが付いている試合の相手を見ていきましょう。

INOKI FINAL COUNT DOWN 1st

グレート・ムタ

INOKI FINAL COUNT DOWN 2st

ウイリエム・ルスカ

INOKI FINAL COUNT DOWN 3st

ジェラルド・ゴルドー

INOKI FINAL COUNT DOWN 4st

藤原喜明

INOKI FINAL COUNT DOWN 5st

ビッグ・バン・ベイダー

INOKI FINAL COUNT DOWN 6st

ウイリー・ウイリアムス

INOKI FINAL COUNT DOWN 7st

タイガーキング

そして、

引退試合の相手は「ドン・フライ」でした。

アントニオ猪木の伝説のMC「踊る!猪木御殿!」

猪木がMCでプロレスラーへのトーク回しをした時があり、いつしかそれが

『踊る!猪木御殿!』

と呼ばれるようになります。

「猪木問答」と呼ばれたりもします。

当時は、猪木が真面目なのかどうなのかがわからないので苦笑して見てましたが、今見ると、とても面白く内容が深いツッコミどころ満載の事件でした。

そもそもどのような理由で生まれた出来事だったのでしょうか。

背景と理由を深掘りします。

「踊る!猪木御殿!」とは

新日本プロレス2002年2月1日北海道立総合体育センターでおこった出来事です。

やはり北海道では何かが起こりますね。

この時代の新日本プロレスは、武藤敬司の退団や社員の退社が相次いでいて、団体として人気が下降線に入りそうな危険な状況でした。

このとき新日本プロレスのリーダー的存在だった蝶野正洋は会場に来ていた猪木をリングに上げ、猪木に向かって新日本プロレスをもう一度浮上させる宣言します。

呼応するように、永田裕志、中西学、天山広吉、鈴木健想、棚橋弘至がリングに上がってくる展開になりました。

猪木はリング上の彼らに問いかけ、自分たちが心の中でくすぶっている思いをひとりひとり言葉で吐き出させます。でも投げかけたほうの猪木が選手たちのコメントに冷たい返しや、投げっぱなしの態度をとり、最後には「俺に言うな。」とぶん投げました。

このやり取りが衝撃的だったわけです。

もちろん、レスラー達は真面目に未来について語っています。

 

しかし、後にその時リングに上がっていた蝶野や棚橋は

「あの時のやりとりはまったく噛み合ってなかった」

と2人とも回想していました。

【蝶野正洋】どんなレスラーだったのか?得意技・名言・入場曲など紹介します!知らない人にもわかりやすく!

なぜ「踊る!猪木御殿!」と呼ばれる?

プロレスマニアのくりぃむしちゅーの有田さんが、

この時のアントニオ猪木の行動や発言を「踊るさんま御殿」での明石家さんまの司会ぶりと比較し、皮肉として「踊る猪木御殿」と表現した。

のが始まりだそうです。

「踊る!猪木御殿!」のやりとり

猪木「お前も怒っているか?」

中西「怒ってますよ!」

猪木「誰にだ」

中西「全日に行った武藤です!」

猪木「そうか。お前はそれでいいや。お前は?」

永田「全てに対して怒ってます」

猪木「全てってどれだい?言ってみろ、俺か?幹部か?長州か?」

永田「上にいる全てです」

猪木「そうか、奴らに気付かせてやれ。お前は?」

健想「僕は自分の明るい未来が見えません!」

猪木「見つけろ手前ェで。お前は?」

棚橋「俺は新日本のリングでプロレスをやります!」

猪木「まあ、それぞれの思いがあるからさておいて」

みんなの怒りのコメントを自分から振っておいてことごとくブッタ切る猪木は最強っす。

最後に「さておいて」と今までのやりとりを全部無しにしてしまう恐ろしさには震えが止まりません。

さいごに

アントニオ猪木は、現在世界でもトップクラスになったプロレス界の発展に大きな功績を残しただけではなく、多くの試合の中でファンの私たちに大きなメッセージを送り続けていたと思います。

プロレス界だけではなく政治の世界でも大きな功績を残しました。あまり大きく報道されていないのはちょっと寂しいです。

「アントニオ猪木をさがして」は、アントニオ猪木が波乱万丈の人生を通じて伝えたかったメッセージを「さがす」というドキュメンタリー映画です。

「元気ですか―!」

「元気があればなんでもできる!」

この短い言葉の中には、とてもとても大きなメッセージが隠されていることをこの映画を通して見つけてほしいと思います。