こんにちは!kamikamiです!
プロレス観戦をしていると必ず見られる光景に
「ロープエスケープ」
があります。
相手のフォールや関節技などから逃れるためにロープを掴んだり脚をかけたりする行為です。
また
「ロープブレイク」
というものもあります。
今回は「ロープエスケープ」と「ロープブレイク」の違いをプロレレス観戦初心者の方にもわかりやすく紹介していきます。
※「ロープエスケープ」は「ロープエスケイプ」という呼び方もあります。今回は「ロープエスケープ」で統一します。
「ロープエスケープ」とは?
「ロープエスケープ」とは、フォールや関節技、締め技などを掛けられている時にロープを掴むとフォールは無効になり、関節技は技を解かなくてはなりません。
ロープを掴んでいる相手に攻撃をし続けると反則負けとなることがあります。
関連記事:【プロレスの反則】5カウント以内ならなんでもOKなの?
ちょっと古いですが、レジェンドレスラー蝶野正洋は、必殺技の「STF」を仕掛けたときに自分の前腕のフックを相手の顎のあたりではなく相手の両目にあたりにわざとフックして相手の両目を塞いでロープの位置をわからなくするなんてことをしていました。
関連記事:【蝶野正洋】どんなレスラーだったのか?得意技・名言・入場曲など紹介します!知らない人にもわかりやすく!
ロープの外に体が出た状態、ロープに体が触れている状態の相手に攻撃することも反則となります。
プロレスの試合のほとんどは何度でも「ロープエスケープ」ができますが、格闘技ルールを取り入れたプロレスの試合では「ロープエスケープ」をすると減点となる「ロストポイント制」を導入される試合もあります。
「ロープブレイク」とは?
「ロープブレイク」とは、格闘技の試合で使われるルールです。
「ロープエスケープ」のあとに選手の距離を離すことです。
お互いが離れた後、試合を再開することになります。
まとめ
「ロープエスケープ」と「ロープブレイク」どちらも同じ意味合いにはなりますが、ちょっとちがいます。
簡単に言うと、
「ロープエスケープ」は相手の技などから逃れるためにロープを掴むこと、「ロープブレイク」は「ロープエスケープ」した相手に極めている技やフォールを無効になり技を解除してお互い離れることです。
「ロープエスケープ」をするときは、ロープを掴んでいることをレフェリーに解ってもらうためにオーバー気味なアクションで掴んでいきます。
相手の関節技を受け続けると怪我をする可能性もあるので無理に我慢せず「ロープエスケープ」をすることもあります。
リング中央での関節技や締め技から逃れるために苦悶の表情でロープを掴みに行く頑張りに見ている観客は手に汗を握り興奮します!
「ロープエスケープ」は決して逃げる行為ではない!
と私は思っています!