プロレスの試合中によく見られる光景にパンチがあります。
野球だと原監督の「グーパンチ」ですね。

プロレスでパンチは反則ですよね?
パンチはプロレスルール上は反則となります。
でも、
レフェリーが5カウント数えるまでに止めれば反則とはならないんです。
「パンチ一発で反則」なのに5カウント以内なら大丈夫?
なんかおかしいですね。このグレーな感じ。
この矛盾が逆にプロレスを面白くしているんです。
「パンチ」にもいろいろあって使うレスラーによっていろいろなパンチの形があります。
これがプロレスの面白いところです。
「パンチ」とは
「パンチ」
「こぶしを握って殴打する」
ことです。
打撃技ですね。
そのほかにもいろいろな呼び方があって
- 拳
- 拳技
- 拳術
- ブロー
- フィスト
- ナックル
とも呼ばれています。
レスラーによって呼び名が変わります。
テリー・ファンクはナックル・パート
天龍源一郎はグーパンチとなります。
パンチは奥が深いんですね。
レスラーのよってではなく、パンチのモーションの違いで呼び名が変わることもあります。
ナックル・パートとは?
ナックル・パートはパンチの派生技です。
握ったこぶしの曲げた指側、掌の下方のあたりで相手を殴打するものです。
テリー・ファンクが使い手として有名です。
「パンチ」の種類
ナックル・パンチ
格闘技で使われるパンチと同じ型をしています。
天龍源一郎がよく使っていますが、グー・パンチという名前で使っていました。
ナックル・アロー
アントニオ猪木が使っていたパンチです。
大きく弓を引くように振りかぶり、一気に殴打する技です。
通称「鉄拳制裁」と言われています。
「パンチ」そのほか
オープン・ハンド・ブロー
ビッグバン・ベイダーが手首あたりで、ボクシングのフックのような軌道で相手の頭部を狙う技です。
左右交互に繰り出すこともありました。
とても重いパンチです。
ロー・ブロー
金的へのパンチ。これはレフェリーの目を盗んで打つことがほとんどです。
ハンマー・ブロー
うつ伏せになっている相手へ上から振り下ろすパンチ。
ヘッドロック・パンチ
ヘッドロックを極めながら相手の頭頂部へパンチをする。レジェンドレスラー星野勘太郎が得意としていました。あのパンチ連打は忘れません。
「パンチ」まとめ
今回紹介したのは、数あるパンチのなかのほんの一部です。
そのほかにもたくさんパンチの派生技はあります。
一発で試合をひっくり返すことができる技です。
たくさんのドラマを生み出しています。
次の機会にもっと深堀します!!
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