こんにちは!kamikamiです!
プロレスを観戦しているとよく見られる光景
「急所(金的)攻撃」
急所攻撃からの丸め込みで勝負が決まることも多いです。
「急所攻撃」は、反則です。
反則なんですが使うレスラーが多いです。
それはなぜか?
理由は「急所攻撃」って奥が深いからなんです。
今回は、
「急所攻撃(金的攻撃)」
についてプロレス初心者の人にもわかりやすく紹介していきます。
「急所」ってどこ?
そもそも「急所」って体のどの部分を言うのでしょうか?
急所とは?
「急所」とは、体のなかで生命にかかわる大事なところとなります。そこに打撃を受けると激痛を感じたり、失神などしたりします。
プロレスでの「急所」は?
プロレスにおける「急所」とは、「金的」です。
「金的」への攻撃を「急所攻撃」と言います。
「急所攻撃」のパターンはたくさんあります。これが奥が深い理由なんです。
「急所攻撃」のバリエーション
「急所攻撃」にはさまざまなバリエーションがあります。
ここではよく使われる攻撃方法を紹介してきます。
マンハッタン・ドロップ
向かい合った相手を抱えて持ち上げ、落とすと同時に自分の膝を相手の股の間に折り曲げて入れて「急所」に当てる技です。この技を「マンハッタン・ドロップ」といいます。新日本プロレスの内藤哲也が得意としています。
「バック・ショット」
相手にバックを取られたときの脱出方法によく使われます。
自分の脚を相手の股に入れるように後方に振り上げて膝裏からふくらはぎを相手の「急所」に当てます。「バック・ショット」「ローブロー・キック」と呼ばれることもあります。
股の間で腕を下から振り上げる
向かい合った相手、バックを取られた相手の股に自分の腕を入れて下から上へ振り上げます。
「ローブロー」と呼ばれることもあります。
「ヘッドバット」
相手の両脚を広げ無防備の急所にヘッドバットを落とすという男性は震え上がる攻撃です。
関連記事:【ヘッドバット】の歴史と現在の使い手を紹介します!
「踏みつけ」
これは、ただただシンプルに踏みつけるという攻撃です。
シンプルが1番効くかもしれませんね。
そのほかの急所攻撃
自分の体を使って攻撃するだけではなく、鉄柱に相手を急所を打ち付けたり、パイプ椅子で空いての急所を攻撃したりとバリエーションは無限大です。
「急所攻撃」って反則ですよね?
「急所攻撃」は、もちろん反則です!
ここで重要になってくるのは、レフェリーの死角をついて仕掛けているというこです。
さまざまな手を使ってレフェリーの目をそらせます。
タッグマッチなら、味方にレフェリーの注意を惹いてもらって仕掛ける。またはレフェリーに偶然を装ってわざとぶつかりレフェリング不能にして仕掛ける。などなど。
いろいろな作戦を練って「急所攻撃」をしてきます。
また、5カウント以内なら反則が許されるというプロレスならではのルールが存在しているのもありますね。
関連記事:【レフェリー】と【レフリー】どっち?「アンパイア」とは違うの?プロレスではどんな仕事している?
「急所攻撃」ってホントに痛いの?
急所(金的)ってホントに痛いんです。私も多聞に漏れず打ったことがあります。野球でバント体勢で打席に立っ時にピッチャーの球が急所にメガヒットしました。何分も痛いだけではなく、息もできなくうずくまっていた記憶があります。
棚橋弘至はTV番組(タモリ倶楽部)で、急所攻撃を喰らった瞬間について、「抜ける。力が入らない。」と話していました。
同じTV番組(タモリ倶楽部)で、中村クリニックの中村剛先生は睾丸のメカニズムについて
「金的攻撃を喰らった瞬間、精巣挙筋が収縮し、内臓が引っ張られ激痛が走る。打撃によって睾丸が割れることはない」
と話していました。
ちなみに「睾丸は鍛えることができない。」とも話していました。
これは残念ですね。
まとめ
なぜ「急所攻撃」をするのか?
それは、急所攻撃をすることによって一発逆転の丸め込みで勝利することができる可能性がある、または、劣勢の試合を自分有利のペースに逆転することができるからです。
重要なのは、急所攻撃を自分のプロレスのスタイルに取り入れるかどうかの問題です。
「急所攻撃」はプロレスのいろいろな見せ場のなかのひとつです。
あー!やったなー!
と。
そして
叫んだり
落胆したり
喜んだり
とさまざまなリアクションをします。
これもプロレスなんです!