こんにちは!kamikamiです!
2024年9月19日に「極悪女王」がNetflixで配信されました!
女子プロレス界のレジェンドである極悪同盟のリーダー
「ダンプ松本」
の知られざる物語を描いたストーリーです。
主演は、ダンプ松本役の「ゆりやんレトリィバァ」です。
このキャスティングはビックリしましたね。
また、ライバルであるクラッシュギャルズを「剛力彩芽」と「唐田えりか」が演じているのも注目です。
この時代に激しい戦いを繰り広げていたレスラーたちも実名で多く登場します。
今ではレジェンドと呼ばれる名レスラーたちばかりです!
どのようにして女子プロレス界最恐のヒールレスラー「ダンプ松本」が誕生したのか?
引用:YouTube.com
ダンプ松本は、どのような思いで日々激しい試合をしていたのか?
全話見終わった私が作品のレビューさせてもらいます!
また、現在まで「プロレス」を題材にしたドラマやアニメは数多く制作されてきました。
プロレスを題材にしたアニメやドラマも紹介していきます!
「極悪女王」レビュー
極悪女王、面白すぎて全話イッキに観てしまいました!
一話あたり60分ほどの全5話なのでイッキに観ることが可能です!
ここからはこの作品の見どころと私の感想を書いていきたいと思います!
※ネタバレ含みますので事前の情報が必要ない方はここは飛ばしてください。
時代の再現度の高さに興奮!
まず、なんといってもこの時代の再現度が見どころのひとつです。
彼女たちが激闘を繰り広げたのは1980年代です。
この時代の建物から車、ポスター、ファッション、観客のファッション、長与の部屋に置いてあるものなど再現度がすごいので、見直して確認したいくらいです。
他にも昭和ならではのシーンで印象に残ったのは
タバコです。
タバコを吸うシーンが多くて禁煙成功者の私でもタバコが吸いたくなるほど美味そうに吸っています、昭和の時代はどこでも吸えたんですよ。
新幹線、タクシー、病院などなど(笑)
ミゼットレスラーも登場していました。
女子プロレスの興行には欠かせないレスラーでした。
実際見たこともあります。
大会の前座や中盤あたりにミゼットプロレスラー同士の試合が組まれていてコミカルな試合で楽しませてくれました。
頻繁にあった流血シーン!
流血は頻繁にある時代ではありましたが、昭和だから出来たという試合だと思います。
演出ですが流血の量が多すぎではありました。
女優陣の本気度を見てほしい!
オーディションでキャストが決まったそうで、みんな本気でこの作品に出たかったという意気込みが演技に現れていました。
トレーニングしながらの撮影なので、入門したての頃からレスラーデビューとストーリーの流れに沿って体つきが変わって来ているところも必見です。
多くのキャストの中で、私は「唐田えりか」に注目して観ていました。
スキャンダルでイメージが悪くなってしまい、女優として再浮上するための復活の作品だったと思います。
「髪切りマッチ」に負けてバリカンを入れられる姿は実際に行われた試合の再現なんですが、初めて見る試合のように興奮と悲しみを存分に味わえました。
試合の結末がわかっていても興奮しました。
見事演じきった!
という言葉を送らせていただきます!
全話観終わってハマった女優さんがいます!
「ジャガー横田」役の「水野絵梨奈」
です!
劇中に決めた
ジャーマンスープレックス
に感激しました。
これぜひ見てほしい!
美しいなブリッジなんです!
これからも応援したい俳優さんです。
ダンプ松本の誕生
ダンプ松本がなぜ家族や友達を捨てて史上最恐のヒールレスラーになったのか?
ダンプという名前になった理由が作中で描かれています。
納得の理由でした。
気の優しい松本香から極悪女王に変貌する落差が最高でした。
記者会見の再現度も高く、ダンプが鶏を引き裂く場面も完全再現です。
これは間違いなく「ゆりやんレトリィバァ」の実力ですね。
芸人として海外でも活躍した経験などが絶対活かされてると思います。
阿部四郎
阿部四郎の悪徳レフリーも似ていて最高でした。
阿部四郎といえばあの
「スローカウント&高速カウント芸」
ですね。
しっかり再現されてます。
時代の流れの早さ
ビューティーペアが爆発的な人気であったのに人気が頭打ちになると世代交代があっさり行なわれ、新陳代謝される悲しさ。
厳しい世界であることが描かれています。
トップレスラーの条件
また、今でも言えることですが、プロレスラーは誰よりも強くなってトップを取りたい思いは当然ですが、強くても華がないとトップレスラーにはなれない!
どれだけ人を呼べるか!
これが重要なんです。
それにトップとして輝けるのは一握り!
昔も今もプロレスは変わっていない!
この頃は家庭環境に恵まれなかったためにレスラーになって希望を見出したいという人が少なからずいたと思います。
この時代の女子プロレス界は、今以上に夢があるキラキラした輝いた世界に見えていたと思います。
トップレスラーになりたくて、先輩と衝突したり、自分が目指すファイトスタイルはいったい何なんだと悩んだり、裏切られたりして泥臭く成長していく姿を観客にさらけ出す。
これがドラマティックでプロレスが今でも人気のある理由だと思います。
レスラーたちの生き様を見せてくれるのがこの作品です。
極悪女王!最高!!
ここからは「プロレス」を題材にした作品を紹介していきます。
タイガーマスク
プロレスを題材にしたアニメでなんと言っても有名なのは
「タイガーマスク」
だと思います。
アニメの世界から飛び出したタイガーマスクがリング上で魅せる
「四次元殺法」
は衝撃的でプロレスが大いに盛り上がりました。
どんなストーリーだったかというと
孤児院で暮らしていた伊達直人が「虎の穴」で殺人的トレーニングを積み「タイガーマスク」が誕生しました。
プロレスラーとしての収入の一部を孤児院へ寄付しながら虎の穴からの刺客との壮絶な戦いを繰り広げていくストーリーです。
1969年にアニメ化されました。
1981年に初代タイガーマスクが新日本プロレスマットに登場してから、2024年時点でタイガーマスクは7代目まで存在しています。キックボクサーの武尊が7代目タイガーマスクを襲名しました。プロレスデビューをするわけではないですが正式に襲名しています。
現在、新日本プロレスで活躍するタイガーマスクは、初代タイガーマスク(佐山聡)から直接教えを受けたタイガーマスクです。
タイガースープレックス、ローリングソバット、タイガードライバーなどタイガー殺法を駆使して活躍しています。
タイガーマスクⅡ世
タイガーマスクの続編になります。
タイガーマスクW
タイガーマスクWは、2016年にテレビアニメとして放送されました。
新日本プロレスの全面強力で、実際の所属レスラーが実名で登場しているのも見どころのひとつでした。
棚橋弘至やオカダ・カズチカや真壁刀義などが出演していました。
アニメの世界だけではなく、現実のリングでもタイガーマスクWが登場し、オカダ・カズチカと対戦したのも話題となりました。
プロレスの星 アステカイザー
1976年から放映された特撮ドラマです。
アニメパートも挿入された特撮として制作されたことが注目すべきところです。
主人公のアステカイザーとサイボーグ格闘士との闘いを描いた作品です。
ストーリーは、
全スポーツ界の制覇を企む謎の首領ルアーの命により、サイボーグ格闘士を操り迫りくる霊能術の使い手サタン・デモン!ブラック・ミストのレスラーによる非道の反則技で兄を失った鷹羽俊は、速水博士が密かに開発したファイティング・スーツに身を包み、正義の戦士アステカイザーとなって、ブラック・ミストが繰り出すサイボーグ格闘士に挑むというストーリーです。
実写作品ですが格闘シーンはアニメになるという「ドラメーション」と呼ばれた手法で制作されました。
この時代はこの手法をとる作品がいくつかありました。
アントニオ猪木などが本人役で実写パートに出演したことも話題になりました。
獣神ライガー
1989年から放送されたアニメです。
ストーリーは、
遥か神話の時代より繰り広げられた「善と悪」の戦いを描いた作品です。
善神アーガマの血を受け継ぐ主人公の大牙剣は、現代に復活した邪神ドラゴの末裔の女帝ザーラ率いるドラゴ帝国から世界を救うため、バイオアーマー「獣神サンダー・ライガー」と一体化して戦うストーリーです。
アニメ作品「獣神ライガー」からレスラーが生まれました。
ご存じ
獣神サンダー・ライガー
です。
ジュニアヘビー級のレジェンドレスラーですね。
アニメと同じ年の1989年に新日本プロレスのリングに登場しました。
初登場は東京ドーム大会でした。
レスラーとしてのライガーは、アニメのストーリーと同じようにフォームチェンジをしていきました。
獣神ライガー→ファイヤーライガー→獣神サンダー・ライガー
と変身していきました。
具体的には、体の色が赤色と金色主体のボディから赤色と白色のボディになり、頭部は角が最初はありませんでしたが最終的に3本角になりました。
獣神サンダー・ライガーの日本のジュニアヘビー級での活躍は言うまでもありません。
入場曲がアニメのOPと同じでした。
これはアニメファン、プロレスファンどちらにも支持されました。カッコイイOPでしたから。
闘魂ヒート
ゲームボーイアドバンスで発売された新日本プロレスを題材にしたプロレスアドベンチャーゲームです。
このゲームから飛び出したのがプロレスラー「ヒート」でした。
レスラー「ヒート」の活動期間はあまり長くありませんでした。
キン肉マン
プロレスアニメの金字塔と言えば「キン肉マン」ですね。
週刊少年ジャンプで1979年から連載され、現在でもシリーズが続いている人気作です。
戦いを重ねるごとに友情をテーマとしたストーリーが重厚になり読者に感動を与える素晴らしい作品です。
友情の大切さ、勝負の厳しさなど人生に大切ないろいろな多くのものを学んだ漫画です。
キン消しは社会現象になりました。
プラレス3四郎
1980年代前半の作品で、漫画・アニメともに人気でした。
ロボットを組み込んだプラモデルの人形である「プラレスラー」での競技「プラレス」で主人公の中学生「素形3四郎」がプラレスラーの「柔王丸」を駆使して活躍していく姿を描いた作品です。
1・2の三四郎
運動神経抜群で闘魂溢れる高校生「東三四郎」が悪友らと青春を謳歌しながらラグビー、柔道を経て夢であったプロレスの道を歩んでいく姿を描いた作品です。
コメディ要素が強いですがプロレス編のレスラーの動きなどはとてもわかりやすく描かれています。
レスラーの身体の柔らかさが伝わるタッチで描かれているのが記憶に残っています。とても興奮しながら漫画を読んだ思い出があります。
実写化もされました。
リング・リング・リング
女子プロレスのチャンピオンを目指す主人公の戦いと愛を描いたストーリーです。
長与千種が本人役で出演し、脇を名女優島田陽子が固めて作品に重厚感が出ています。リアルな女子プロレス業界の光と闇を描いていました。
アジャコングやブル中野も出演しています。
個人的に名作だと思っています。
プロレススーパースター列伝
1980年代前半の作品です。
劇画タッチで描かれる実在のレスラーたちのドキュメンタリーと思えるほど面白いストーリーでした。
多くのプロレス好きの芸人が「プロレススーパースター列伝」をネタにしています。
やっぱアホーガン
コミックボンボンで1980年代に連載されたギャグ漫画です。
アホーガン。。
みなさんお察しの通り「ハルク・ホーガン」がモデルです。
下ネタありのギャグばかりの漫画でした。
おもしろかったなぁw
この頃は、「月刊コロコロコミック」と「コミックボンボン」が小中学生に人気でした。
コロコロ派、ボンボン派に分かれました。
ちなみに私はボンボン派でした。
THE MOMOTAROH
1980年代後半に週刊少年ジャンプで連載された作品です。
日本のおとぎ話を基にしたキャラクターたちが活躍する漫画です。ギャグが多く繰り出されるのが人気でした。
キャラクターのネーミングも面白く
モモタロウ
ザ・グレート・ベンケー
牛バカ丸
ウラシマまりん
などなど笑える名前です。
豆腐プロレス
2017年に放映されたテレビドラマです。
この時人気絶頂のAKBグループのメンバーが多く出演したことと、アイドルがプロレスを題材にしたドラマに出演ということでとても話題になりました。
最終的に本当のプロレス興行まで行いました。
プロレス未経験者の出演者がプロの指導を受けて本気で取り組んだドラマだったと思います。
ストーリーもしっかりしていた作品でした。
まとめ
「極悪女王」ぜひ観てみてください!
この時代を知らない方でも間違いなく楽しめます!
そして、プロレスを題材にした漫画やアニメ、ドラマはいままで沢山制作されてきました。
これからも制作されていくことでしょう!
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