こんにちは!kamikamiです!
新日本プロレスの2024年2月24日札幌大会で開催されるカード発表にて、
「辻陽太と上村優也」が互いの「髪の毛」を賭けた試合
いわゆる
「カベジェラ・コントラ・カベジェラ」
が発表されました。
日本名「敗者髪切りマッチ」
です。
お互いの大事なものを賭けて戦うルールです。
今回はお互いの「髪の毛」を賭けるという試合形式です。
辻と上村はどちらも長髪ですので、負けた方は髪の毛が短くなって見た目のイメージがかなり変わることになりますね。
今回は、「〇〇・コントラ・〇〇」となる試合形式をプロレス観戦初心者の方にもわかりやすく紹介していきます。
コントラ・マッチとは
覆面や髪の毛を賭けた戦い「コントラ・マッチ」とはどんな試合なんでしょうか。わかりやすく説明します!
メキシコのプロレス「ルチャリブレ」から広まった試合形式です。
「コントラ」とはスペイン語で「〇〇対〇〇」の「対」の意味です。
お互いに大事な何かを賭けた戦いの形式を「〇〇・コントラ・〇〇」と呼んでいます。
「マスカラ・コントラ・マスカラ」が有名な試合形式です。
マスカラ(Mascara)=マスク(仮面・覆面)
「覆面・対・覆面」という意味になります。
ルチャ・リブレで戦うルチャドールにとって「覆面」はとても重要なもので、覆面を剥がされて素顔を見せると言うことは「死」に値するほどと言われます。
このことから、因縁の決着戦で行われる試合形式として行われています。
なので「敗者覆面剥ぎデスマッチ」という過激なタイトルになります。
関連記事:【プロレスラーが覆面を被る理由】覆面の歴史を知るとわかります!
関連記事:メキシコの「ルチャリブレ」ルチャは「闘う」リブレは「自由」という意味です。
いろいろなコントラ・マッチがあります
「カベジェラ・コントラ・カベジェラ」
ルチャ・リブレでは、「坊主も屈辱」となるのでお互いの「髪の毛」を賭けた
「カベジェラ・コントラ・カベジェラ」
という試合式もあります。
カベジェラ(Cabellera)=「髪」
となります。
お互い同じものを賭けなくてはいけないと言うことではなく、相手の大事なものを賭けて戦うのが「コントラ・マッチ」です。
「マスカラ・コントラ・カベジェラ」
ひとりはマスク(覆面)を賭け、ひとりは髪の毛を賭けるという試合もあります。
そのほかにも、相手の技を封印するルールや、リングネームを変更させるなど無限にルールはあります。
思い出に残る「敗者髪切りマッチ」
プロレスやルチャの歴史のなかでは、さまざまなルールの「コントラ・マッチ」が行われてきました。
「個人的に思い出に残るコントラ・マッチ」を紹介します。
鈴木みのるvs後藤洋央紀
「敗者髪切り・ノーセコンド・デスマッチ」として行われました。
「セコンドの介入なし」が加えられています。
試合は、後藤洋央紀が勝利しました。
鈴木みのるが潔く自ら自分の頭にバリカンを入れました。
その潔さに格闘家のプライドを見た場面でした。
ジュリアvs中野たむ
スターダムのリング行われた「敗者髪切りマッチ」です。
勝利した中野たむがジュリアの髪の毛にバリカンを入れることをためらっていたため、ジュリア自らバリカン入れた場面は勝負の世界の潔さを感じました!
長与千種vsダンプ松本
昭和世代の髪切りマッチといえば昭和60年に行われた
クラッシュギャルズ長与千種vs極悪同盟ダンプ松本
ではないでしょうか。
激しい抗争を繰り広げていた長与千種とダンプ松本の「カベジェラ・コントラ・カベジェラ」でした。
女性にとってとても大事な髪の毛を賭けると言うことで、異様な盛り上がりを見せました。
試合結果は、長与千種が負けてしまい、リングの真ん中でバリカンを入れられる姿に多くのファンがショックを受けました。
会場は、阿鼻叫喚の何とも言えない叫び声が上がり続けました。
女子ファンが多かったので悲鳴が大きく響きました。
さいごに
さて、今回の「辻陽太」と「上村優也」が互いの長髪を賭けた
「カベジェラ・コントラ・カベジェラ」
結果は、辻陽太が勝利して上村優也の頭にバリカンを入れました!
上村のこれからの奮起に期待しましょう!
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