こんにちは!kamikamiです。
プロレスラーの被る
覆面(マスク)
には、歴史があり、何か神秘的なものを感じて非常に興味が沸きます。
今回は、
「覆面レスラーの歴史」
を紹介していきます!
※今回は、「覆面レスラー」と表記をします。
「覆面レスラー」
「覆面レスラー」とは
素顔がわからないように顔の全体を覆面で覆ってプロレスの試合をするプロレスラーのことを指します。
素顔だけではなく、身長体重などすべてのプロフィールを隠しているレスラーもいます。
覆面レスラーは、「マスクマン」とも呼ばれています。
「覆面レスラーの歴史」
「覆面レスラー」は、メキシコに多く存在しています。
メキシコだと「ルチャ・リブレ」になりますね。
ルチャの歴史をみると、昼間は他の職業で仕事をしていたレスラーが、夜に試合をするのに正体を隠す必要があったことが覆面を被ることの理由としてあります。
日本では、所属団体の営業方針などで覆面を被るレスラーがほとんどでした。
海外武者修行からの帰国の際に覆面レスラーとなってリングに戻ってくるレスラーもいます。
場合によっては、覆面を被ることがレスラー本人の意思ではないことがあり、覆面を被ることでレスラー自身のファイトスタイルの疑問や葛藤など精神的な問題もあったようです。
もちろん、覆面を被ることによって自身のキャラクターを変え、トップレスラーへと駆け上がり、プロレス界で活躍することができたレスラーも大勢います。
日本独特のプロレス文化かもしれませんが、ファンのあいだでは覆面レスラーの正体がわかっているけどもプロレス団体の公表上、あえて正体が伏せられている場合もあります。
また、少し前の日本マット界では、テレビアニメのキャラクターや人気キャラクターとタイアップした覆面レスラーが多かったです。「獣神サンダー・ライガー」や「タイガーマスク」などです。
一方、ヨーロッパのプロレス界では覆面レスラーがあまり存在していません(言われてみればそうですね)。
アメリカも覆面レスラーが少ないです。
「覆面の種類」
現在は、多様な種類の「覆面」が存在します。
ラメやフェイクファーなどを使った派手で凝った作りの覆面が増えています。
覆面のデザインをひとつにしないで、試合ごとに変えているレスラーもいます。
試合用の覆面の上に入場用だけの覆面を被って入場するレスラーも最近は増えました。
普段は素顔で試合をするレスラーも入場時だけ「パフォーマンス」として覆面を被ることもあります。
試合以外では試合と同じ覆面ではなくプライベート用の覆面を着用するレスラーもいます。
特徴として、食事がしやすいように口元が大きく開いていたり、目の部分が大きく開いていたり生地が薄かったりと日常生活がしやすいように作られています。
「覆面のメリット」
日本マット界では、地方で活動するプロレス団体で覆面レスラーが比較的多いですね。
キャラクター設定がしやすく、あまりプロレスに興味がないお客さんにもわかりやすいことが理由のひとつです。
また、覆面によってキャラクターを自由に設定することができるので団体の方向性に合わせたレスラーを誕生させることが出来ます。
もともと性格的に優しかったり個性を出すのが苦手なプロレスラーには、覆面を被ることによってまったく違う人格になれるというメリットがあります。
「覆面」まとめ
覆面の歴史を見ていくと、昼間は他の職業で仕事をしていたレスラーが、夜に試合をするのに正体を隠す必要があったことが覆面を被ることの理由としてあります。
副業であるプロレスがバレちゃいけないからですね。
私の個人的なプロレスの楽しみ方として、覆面を被っているレスラーの国籍や名前など正体がわからないと神秘的な印象になっていろいろ考えながら楽しんでいます。
なにせ私は、「キン肉マン世代」ですから(笑)
覆面レスラーは、レスラーとしてのアイデンティティーが覆面にあると考えているので、マスクを剥がされたり傷つけられることをとても嫌います。
覆面レスラーの覆面ひとつひとつにレスラーの生き様が現れていて素晴らしいと私は思います。