こんにちは!kamikamiです!
同じ技なのに使い手が違うと技の名前が変わる技
「STO」と「EVIL」と「カッキー・カッター」
があります。
この3つは柔道の「大外刈り」です。使い手が違います。
STOは「小川直也」
EVILはその名の通り「EVIL」
カッキー・カッターは「垣原賢人」
今回はこの3つの「大外刈り」をプロレス観戦初心者の方にもわかりやすく紹介していきます!
「EVIL」
現在はEVILの大外刈り「EVIL」がよく知られている技だと思います。
レスラー名と技名が同じなのでわかりやすい点もありますが、説明するとなると少しややこしいです。
新日本プロレスでの一大勢力「バレット・クラブ」内のユニット「ハウス・オブ・トーチャー」の一員EVILの必殺技です。
一撃必殺の技といっても大げさではないほど破壊力があります。
構えてから仕掛けるほかに相手の隙をついて仕掛ける場合もあります。
この技は応援の掛け声があって、技に入るときは「イー!」と叫び、相手をマットに叩き付けるときに「ビル!」と叫んで完成です。
最近は、最後までなかなか決まらなくなったので「イー!」を叫ぶだけで終わることが多いです。
「カッキー・カッター」
垣原賢人の高速の大外刈りです。
技名は名字から来ています。
特長として、自分の脚を高くまで上げて勢いをつけて相手の脚を刈ります。
BEST OF THE SUPER Jr. X~の決勝戦では、この技がフィニッシュで金本浩二を下し優勝しました。
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BEST OF THE SUPER Jr.28(2021年)の出場選手が発表されました。歴代優勝者も紹介します。
「STO」
「柔道王小川直也」がプロレス界に参戦してきた時に名付けられた技です。
オリンピックに出場した実力から投げる大外刈りは説得力抜群です。
STOはスペース・トルネード・オガワの頭文字を取っています。
橋本真也との抗争の中で橋本が何度もSTOでマットに叩きつけられKOされたことが印象に残っています
まとめ
プロレス技の「STO」「EVIL」「カッキー・カッター」は同じ型で、柔道技の「大外刈り」です。
これをプロレス使用に派手に改良したのがそれぞれの技です。
これをプロレスラーが使うといろいろな名前の技に変化するわけです。
これらの技は柔道のように、相手の襟を掴み合いながらの流れのなかで出す技ではないので、相手の脚を刈る自分の脚を大きく振りかぶって刈っていくことでプロレス技として派手にみえます。
掛けられたほうは、大きなモーションで落ちるのでダメージも大きくなります。