こんにちは!kamikamiです!
今回は「セントーン」について深堀しましょう!
私の青春時代の「セントーン」といえば、
ヒロ斉藤!
ディック東郷!
が思い浮かびます。
技のやり方としては、
「寝ている相手に横からジャンプして自分の背中やお尻を相手に打ちつける技」
です。
最近は、オカダ・カズチカのような長身を生かしたダイナミックなセントーンが見られるようになりました。
コーナートップからの「ダイビング・セントーン」はダイナミックで見ごたえのある技になります。
今回は、プロレス観戦初心者の人にもわかりやすく「セントーン」を紹介します!
「セントーン」の発祥
技の発祥地は、
メキシコ
です。
スペイン語で「尻餅」です。
寝ている相手の横にポジショニングしてジャンプしながら自分の背中やお尻を相手に打ちつける技です。
相手に背中を向ける技なので、相手に逃げられたらそのまま落ちるしかありませんが受け身で自分へダメージを少なくできる技です。
少し前の時代だと、ヒロ斉藤やディック東郷などが有名な使い手でしょうか。
今はいろいろなレスラーが使っています。
トップロープからだけではなく、その場飛びで相手に落ちる技として多く見ます。
この「セントーン」は、長いプロレスの歴史のなかでいろいろなバリエーションが生まれています。
セントーンのかけ方
セントーンをかけるには、まず自分がリング上で相手をしっかりとマットに寝かせる必要があります。相手の体が射程圏内に仰向けになっている状態が理想です。
相手の体の上にジャンプするために脚を前方へ蹴りだすようなイメージで高く体を投げだして飛ぶことが重要です。
自分の体が相手にしっかりと乗るように落下します。
相手の胸や腹部に着地します。着地の際は自分の体重を利用して相手に圧力をかけることが大切です。
セントーンのデメリット
セントーンにはいくつかの弱点があります。
自分の全体重を相手に乗せるため、着地時に自分が負傷するリスクが高いです。
相手に回避されると着地時の衝撃などで自分の背中や腰にダメージを受ける可能性があります。
セントーンを成功させるためには正確なタイミングが必要です。
相手が動いているときや位置がずれてしまうと威力が半減することがあります。
高い位置から飛び降りるため、体力を消耗します。
試合が進むにつれてセントーンを使いすぎると、パフォーマンスが低下する恐れがあります。
セントーンは非常に効果的な技ですが、リスクも伴います。技の使い方やタイミングをよく理解し、慎重に使うことが成功の鍵です。
ダイビング・セントーン
コーナー最上段から相手に向かって足を前方に投げ出してダイブします。マットに寝ている相手の上に落ちます。
現在は、アメリカで活躍中の戸澤陽が必殺技としています。空中でのフォームが美しいと言われています。
少し時代を遡ると、ヒロ斎藤の名が挙がりますね。ヒロ斎藤のダイビング・セントーンは、空中での滞空時間が長いうえに確実に相手のどてっ腹にヒットする正確さがあります。
現在新日本プロレスのヒールユニットHOTのメンバー、ディック東郷のダイビング・セントーンは、コーナーに登る前に相手をペディグリーでダウンさせてからコーナーに登りダイビング・セントーンを仕掛けるというのがお決まりのムーヴです。
ディック東郷は、最近はヒールユニットで戦っていて普通の技もまともに技を出すことがないでこの技を見ることは少なくなりました。しかし2024年の夏、新日本プロレスマットで久々に「ペディグリーからのダイビングセントーン」を披露して観客を沸かせました。
「セントーン・アトミコ」
みちのくの英雄「ザ・グレート・サスケ」が開発した技です。
コーナーポスト最上段から飛び出し、空中で前方回転して相手に体を当てていきます。
通常のダイビング・セントーンと違い、コーナー最上段からマットに寝ている相手に向かって正面から飛んでいきます。空中で回転して相手に背中を当てていく技です。
高さがないジャンプなのに回転に入るのがマットすれすれで、相手に当たるのがギリギリでいつもヒヤヒヤしながら見ています。
「アトミコ」とは、スペイン語で『原子力の、強力な』という意味です。
「セントーン・アトミコ」=「強力な尻餅」
となりますね。
まとめ
「セントーン」はとてもダイナミックで派手な技です。
セントーンはプロレスにおける空中技の一つで、主に相手に対して強烈なダメージを与える技です。
体重が重いレスラーはシンプルに、長身のレスラーはダイナミックに、小さいレスラーは高さを工夫して相手に最大限のダメージを与えます。
レスラーの個性を生かしたいろいろな「セントーン」が見られますのでちょっと気にしてみてください!