こんにちは!kamikamiです。
今回は、超有名技
「ムーンサルト・プレス」
を紹介します。
「ムーンサルト・プレス」とは、日本語で「月面水爆」と言います。
コーナーポストからマットや場外に向かって、相手に背中を向けた状態からバク転をしながら横たわる相手めがけて飛んでいく技です。
円を描くような形で相手にボディ・プレスをする型からこの名前で呼ばれています。
仕掛ける側もリスクが非常に多く、相手に逃げられると膝や腹など強打してしまいます。
長年の使い過ぎで痛めるレスラーが多いです。
しかし、そんなリスクがあってもレスラーは使いたいと思う素晴らしいプロレス技です。
私が学生時代に見ていたムーンサルト・プレスの使い手を紹介します。
現代のムーンサルト・プレスの派生技も合わせて紹介します。
「武藤敬司」
武藤敬司の「ムーンサルト・プレス」は、「ラウンディング・ボディ・プレス」と呼ばれます。
コーナー最上段からリングと平行に飛び出すフォームはスピードがあって滑り込んで着地するようなイメージです。
相手に逃げられてもあのスピードで両足をしっかりつけて着地できるのは並外れた運動神経あってこそです。
射程距離がとても広くリング中央までの射程距離があります。
たとえクリーンヒットしなくても、両膝を当てていくので相手にダメージを与えることが出来ます。
新日本プロレス~WCW時代に多用したため両膝を痛めてしまい、両膝に人工関節を入れるまでになってしまいましたが、素晴らしい必殺技です。
「天山広吉」
天山広吉のムーンサルト・プレスは、フォームはとても綺麗とは言えませんが上からズドンと落ちていく形で重みがあります。
不器用そうに見えて実は器用な天山が放つというだけで破壊力があります。
「小橋建太」
小橋建太のムーンサルト・プレスは、まっすぐ上から直角に落ちるイメージです。
重さがあるフォームです。
握り拳を作って気合いを入れてからコーナーに登るのがお決まりのムーヴでした。
若手時代に多用したので多くの膝まわりの手術を経験しました。
蓄積した膝へのダメージは大きく、現役を終えてから膝に人工関節を入れています。
「飯伏幸太」
飯伏幸太のムーンサルト・プレスは、フィニッシャーとしてではなく、繋ぎ技として使う場面が多いです。
その場飛びで相手に見舞うこともできます。
逃げられることも予測したフォームになっています。
逃げらてももう一度回れる技術は素晴らしいです。
「ビッグ・バン・ベイダー」
あの体重、あの巨体から繰り出されるフォームは少し斜めから回っていきます。
旋回式に近いですね。
もちろん破壊力は抜群です。
「派生技」
ムーンサルト・プレスには多くの派生技があります。
- アラビアン・プレス
- ハリウッド・スター・プレス
- スカイ・ツイスター・プレス
- フェニックス・スプラッシュ
- カンクーン・トルネード
- スターダスト・プレス
- ラ・ケブラーダ
- ラ・ブファドーラ
- ムーンサルト・フットスタンプ
- ダブルローテーション・ムーンサルトプレス
などなど。
数多くの派生技がありますね。
次回はこれらの派生技について語ってみます。
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