「ロックアップ」
プロレスファンのみなさんはとてもご存じだと思います。
プロレス観戦歴が浅い方には「?」と言う方もいると思います。
そんな方は「ロックアップ」を覚えて帰ってください!
今回は「ロックアップ」についてです。
「ロックアップ」はどんなムーヴ?
レスラー同士が試合の始めに
「ガッチリ組み合う動き」
のことです。
おもに試合の序盤に見られます。
日本語に訳すと
「手四つ」
と言います。
なぜ「ロックアップ」をするのか?
「ロックアップ」は、
お互いの力を確かめ合う行為
だそうです。
この「ロックアップ」が始まると相手を押したり引いたりと動きあいます。
「押し相撲」と言うところでしょうか。
プロレスの試合では基本中の基本の動きです。
お互い左腕で相手の首を掴むのが決まり事だそうです。
よく考えると、掴む腕が決まってないと自分は左腕で相手の首を掴みにいったのに相手は右手で掴みにきたなんてことがあったら当然組めないですよね。
「ロックアップ」の見どころ
お互いにリング中央でロックアップして試合が動き出します。
見どころとして、なかなかお互いロックアップにいかず様子をみながらリング内を歩き、お互いに「行くぞ」と言うモーションでロックアップに入るところは試合の興奮度を上げます。
そしてお互いに腕を絞るように力比べをしていきます。
力負けしたほうはロープまで押されます。
ここでレフェリーが、ロープブレイクをコールしてお互い離れるなるわけですが、ここが見どころのひとつなんです。
お互いにクリーンに離れて距離をとらなくてはならないのですが、離れ際にどちらかが張り手をしたり、挑発のポーズをしたりと簡単には離れないケースが多いんです。挑発されたほうは怒りでやり返すなんてことがしょっちゅうあります。
序盤の試合流れを制するは誰かが見れます。
最近は、試合開始のゴングが鳴る前に奇襲を仕掛けるケースが多くなり「ロックアップ」は必ず見られる光景ではなくなりました。
「ロックアップ」まとめ
若手の選手の試合では必ず「ロックアップ」から始まります。これは試合を始めるために重要な動きです。この動きから技の応酬が始まっていきます。
若手の試合ではなくてもよく見られる動きです。「ロックアップ」はプロレスでは何年たっても、これからも「基本中の基本の動き」なのです。