手軽に出来て省スペース、しかも気持ちよくできるトレーニング器具。
ぶら下がり健康器
1970年代に流行した器具です。今また「ぶら下がり健康器」が再び注目されています。
ぶら下がり健康器は、「チンニングスタンド」とも呼ばれます。
「チンニング」とは、「チン-アップ懸垂」を基にした和製英語です。
ぶら下がり健康器はいまや洋服かけになっている家庭もあるのではないのでしょうか?
ただぶら下がるだけですが、普段使わない部位を伸ばすことが出来るので健康効果が期待できます。
使い方次第ではいろいろな効果があります。
効果や特徴、デメリットなどを見て行きましょう!
ぶら下がり健康器を使うことのメリット
- 握力アップ~握力が健康の維持にとても重要です。
- 心筋梗塞やの脳卒中のリスク低減~:マクマスター大学のダリルレオン氏が行った、世界17ヶ国の35~70歳の男女13万人以上を対象にした調査では、握力が5kg低下するごとに心血管疾患のリスクが17%、心筋梗塞のリスクが7%、脳卒中のリスクが9%それぞれアップしたとのことです。
- 死亡リスクが40%低減~日本の厚生労働省の調査でも、40代以上の男女で、握力が強いグループにくらべ、握力が弱いグループは40%も死亡するリスクが上がったそうです。
- 姿勢矯正~猫背の矯正にもなります。
- 肩こりや腰痛の改善
- 背がわずかに伸びることも~背骨の椎間板が伸びるので伸びたと感じることもあります。
- 柔軟性のアップ
- 血流改善
- 筋力の強化
- 気持ちいい
- 簡単に出来る
- ストレッチ効果
- 短時間でのストレッチ効果
たくさんのメリットがあるんですね。
ぶら下がり健康器のデメリット
ぶら下がり健康器は筋トレ器具ではありません。器具自体が軽量なので、懸垂などしない方がいいです。筋トレ目的では買わない方がいいと思います。
あくまでも、気持ちよくぶら下がってストレッチえおするのが目的の器具です。
筋トレしたいなら「懸垂バー」を選びましょう。
ぶら下がり懸垂が出来てコストを安く出来るのが懸垂バーです。
頑丈な突っ張り棒ですね。
取り付ける高さも自由に設定できるので、子どもから大人まで使えます。低い位置に設置すると腕立て伏せもできます。
なんと言っても場所を取らないのがメリットです。
反動による荷重量も入れた耐荷重の物を選ぶようにしましょう。
デメリットは、
設置する場所を気にするということ。
ドア枠の耐久性などに気を付けることも大事です。しっかり固定しないと落下して怪我の原因になります。
使用方法と設置位置に注意しましょう。
まとめ
ぶら下がった状態から、足を上げるくらいなら出来やすいかもしれません。足を上げると、腹筋に負荷をかけられるので、基礎代謝が上がり、インナーマッスルが鍛えられ太りにくい体になります。
「腹筋ローラー」初心者は「膝コロ」から始めましょう。腹筋の引き締め効果が期待されます。