消防団(しょうぼうだん)ってなに?
いまいろいろニュースで話題になっている
「消防団」
今回は、
小学生にも大人にもわかりやすく紹介していきますね。
消防団(しょうぼうだん)ってなに?
消防団(しょうぼうだん)とか消防士(しょうぼうし)とかどっちがどっちとかちょっとむずかしいですよね。
消防団とはみなさんが住んでいるほとんどの町にあります。ない町もあります。
「消防団(しょうぼうだん)」にはいっている人を「消防団員(しょうぼうだんいん)」といいます。
「消防団員」は「消防士」とは違います。
違いは、消防署にいるのが消防士です。消防団員は消防署にはいません。
じゃあ、消防団員はどこにいるの?ということになりますよね。
消防団員は、自分が住んでいる地域にある「詰所」や「屯所」などと呼ばれる建物にいます。
その建物の中には、消防車が入っています。また消防団員が待機する部屋もあります。
消防団員は、毎日そこにいるわけではないです。「なにか」あったときにそこに行きます。
「なにか」とは?
火災や台風、大雪などの災害出動。消防車の整備、町内のパトロールなどです。
消防士との大きな違いは、「消防団員は自分の仕事を持ちながら活動をしている」ことです。
火災などでは消防士と協力して火を消します。
消防団の活動の目的は、
「火災をださないように呼びかけること」
です。
もしも、火災がおきてしまったら火を消さなければならないので、火を消す訓練もしています。
いま、消防団員の人数がだんだん少なくなっています。
理由は、少子化もありますが消防団に入りたいという人が少なくなっているからです。
この問題は日本人みんなで考えていかなくてはなりません。
いまでは、子どもたちが入る消防団や女性がかつやくする消防団もつくられています。
消防団はみなさんがすんでる町にはひつようです。
もっと消防団のかつどうを知ってもらって、消防団に入りたい!と思ってもらえるようにすることがたいせつです。
もっと深く消防団のかつどうを知りたいひとはこちらから
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筆者:kamikami~消防団に15年在籍し消防活動をしてきました。消防団が現在抱える問題である「団員の減少」「時代に合わない活動内容」などの解決に向けて消防団OBとして何か役に立ちたいと思っています。