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【消防団は必要なのか?】この疑問に消防団経験者が答えます!操法大会のことも答えます!

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仕事

こんにちは!kamikamiです。

みなさん聞いたことがあると思われる組織

「消防団」

この組織に私は25歳から40歳までの15年間所属をしていました。

班長職を最終年に経験しています。

消防団の活動をしている中でよく聞かれる質問のベスト3は、

「消防団って必要なの?」

「消防団は飲み会ばっかりじゃないの?」

「消防団っていつも何してるの?」

です。

質問されたら一言こう答えます。

「消防団は必要です!!」

と。

これを聞いて、

「いや、消防団は要らないよ!」

「消防団は税金の無駄使いだからなくせ!」

などの声が聞こえてきそうです。

ちょっとその気持ちを一回抑えてもらってこのブログを最後まで読んでみてください。

ここから「消防団がなぜ必要なのか?」を消防団の経験者の私が答えます。

まず、

「消防団」

と検索すると

いらない、頭おかしい、税金使って飲み会、うざい、宴会、強制、断り方、サイレンうるさい、つらい、抜ける方法

などなど。。。ネガティブキーワードが出るわ出るわ。。。。

まぁ、そうですね。。。

と当てはまることも多くあります。

消防団ってイメージはかなり良くないですよね。。

なぜこんなに叩かれるのか?

地域に貢献しようと一生懸命頑張っている人もいるのに。。。。

批判されるには理由があります。

それは、

消防団の体制が昔から何も変わっていないからです!

これ、ホント。

私が入団した当時の約20数年前と現在の消防団員の生活環境はかなり違います。

消防団員の職業、世の中の流れ、若い人の考え

などなど。。。

しかし、消防団の活動内容は私が入った20年数年前と何も変わっていないんです。

昔の消防団と今の消防団の体制を比較し、これからどうしたら消防団は良いのかを経験者の立場から考えてみました。

そして、頭ごなしに「消防団をなくせなくせ」と言う人に消防団の普段の活動内容を知ってから言ってほしいなぁ。。。と。

現在、どの消防団でも頭を悩ませているのは

『消防団員の人員の確保』

です。

この問題を解決するために消防団が進むべき方向はどこなのか?

これからの消防団のあり方

について個人的考えで語ります。

あくまでも私の経験からの話ですので、地域によって状況が違うかも知れませんがご理解ください。

では、始めに消防団についてのいろいろなデータを見て行きたいのですが、その前に消防団の歴史から見て行きましょう。

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「消防団」の歴史

「消防団」の前身は、江戸時代からになります。

団体の名前は、

「義勇消防(ぎゆうしょうぼう)」

だそうです。

そして、江戸時代に「暴れん坊将軍」で有名な八代将軍『徳川吉宗』が、江戸南町奉行『大岡越前』に命じ、町組織としての火消組ある「店火消(たなびけし)」を編成替えし、町火消

「いろは四八組」

を設置させたことが現在まで繋がる消防団の前進であるとされています。

<明治・大正時代>

自治組織としての私設消防組がほとんどでした。効率的な消防組織の育成を図る為、明治27年に消防組規制を制定し、府県知事の管轄として全国的な統一が図られました。

<昭和時代>

戦前にあった「警防団」が解消されて、新たに全国の市町村に自主的民主的な「消防団」が組織されることになりました。

ここから「消防団」という名称が現われるんですね。

消防団は江戸時代に義勇消防の元祖として発足して以来、様々な変遷を経て今日に至っています。
その後、消防組織の強化と拡充を図る為、消防法が改正され、任意設置であった消防機関の設置は義務設置となりました。

「消防団」はボランティア?

消防団員は、非常勤特別職の地方公務員条例で自治体から報酬が支払われます。

税金からの報酬ですね。(これがよく突っ込まれる理由ですね。。。)

報酬は、備品の修繕購入代金、訓練時の飲料代、飲み会などの経費に充てられます。

町内会からの寄付もあります。

地域によって異なりますが、団員報酬は全額班に徴収され、班の活動費になる場合が多いです。これがいま問題となっています。

あとで話しますが、団員報酬が徴収されるのにはこちらの理由があります。「幽霊団員」の話です。

消防団には、「退職金制度」もあります。在籍した年数、階級によって退職金の金額は変わります。

消防団の活動とは関係なくても入院などした場合でも「お見舞い金」がもらえる場合もあります。

労力や時間を使う割には貰える金額は少額なので「ボランティア」と考えたほうが良いと私は思っています。

現在、お金とボランティアの関係の考え方がいろいろなところで物議を呼んでいます。

「消防団」の団員数の変化

消防団員数は減少しまくっています。

昭和31年 1,830,222人

昭和40年 1,330,995人

昭和50年 1,118,036人

昭和60年 1,033,376人

平成10年 962,625人

平成20年 888,900人

平成27年 859,995人

引用:『消防防災・震災対策現況調査』及び『消防本部及び消防団に関する異動状況の報告』より

数字を見ると明らかに減ってますよね。

60年弱で団員数が約半数になってしまってますね。

ある時期に、全国で団員の定員を減らしたのもあると思いますが、確実に少なくなってますね。

2022年4月の時点で全国の消防団員数は初めて80万人を割り込みました。

約78万4000人です。

前年から2万1000人の減少となりました。

「消防団」の年齢構成

高齢化が進んでいます。

昭和40年 

20~29歳 42.7%

30~39歳 45.  0%

40~49歳 7.8%

昭和60年

20~29歳 29.5%

30~39歳 47.  3%

40~49歳 15.7%

平成20年 

20~29歳 20.7%

30~39歳 40.  0%

40~49歳 24.6%

平成27年 

20~29歳 14.8%

30~39歳 36.  9%

40~49歳 28.8%

引用:消防庁HP

20~29歳の割合が半数以下になり、40~49歳が約4倍になっています。

これは、長く消防団に入っている方々が多いと言うことですね。

通常は若い年齢の団員が入団して高齢の団員が抜けるというのが流れなんですが、若い団員が入団しないので、ずっと消防団に在籍しているからです。

「女性消防団」

「女性消防団」の団員数は増加しています。

女性消防団員は、地域の特色に応じて消防団本部付けの採用とされたり、各地域の分団に所属したり、女性のみで組織する分団に所属したり、形態は様々です。

女性消防団を採用する動きは日本全国に広まっています。

理由は、女性の持つソフト面(男性では気付かないことや地域の人へ気遣い)を活かして火災報知機の設置の普及、高齢者住宅への防火訪問、住民への防災教育及び、応急処置の普及指導などの活躍が期待されています。

消火活動の後方支援なども期待されています。

女性消防団員数の変化

平成13年 10,776人

平成20年 16,699人

平成27年 22,747人

引用:消防庁HP

引用:消防庁HP

確実に団員数が増加していますね。

「学生消防団」

大学生、専門学生などの若い力の消防団への参加も期待されています。

学生消防団は平成31年現在で、5,189人活躍しています。

防災訓練で訓練を積みながら消防に関する広報活動、応急手当や心配蘇生法などの普及活動も行っています。

AEDなどの応急処置の知識や資格が得られることが利点です。

また、防災に対する知識や技術の習得、地域社会の一員として活躍できる誇りを感じることが出来ます。

「消防団」の活動内容

消防団の活動は、年間行事として固定されている行事のほかに火災時の消火活動、行方不明者捜索などなどたくさんあります。

年間行事

防火パレード・出初め式・春と秋の検閲式・巡回パトロール・規律訓練・性能検査などがあります。

個別の活動

火災出動・防火運動・消火栓の点検・防火水槽への発泡スチロール入れ(防火水槽が凍っても水利が確保できるように)・定期的な器械の使用方法の確認と若手への指導・祭りなどでの警備・交通誘導・行方不明者捜索・町内会の懇親会出席・各種広報活動 などがあります。

訓練に積極的で豪雨や地震災害などで活躍している団員はたくさんいます。

基本的な目的は、

「自分の地域の無火災」

が目的です。

災害時の復旧活動

台風などの大雨時の土砂崩れ箇所の復旧、大雪時の融雪剤散布など。

「消防団」が敬遠される理由

消防団が敬遠される理由はたくさんあります。

消防団が敬遠される理由

  • 職業と両立出来ない。職業の変化。
  • プライベートの時間を取られたくない。
  • 火事や行事の内容によっては、長時間拘束されることも。
  • 行事への半強制的な参加。
  • 幽霊団員の扱いが理不尽。
  • 操法訓練という時間と仕事に影響が出る大会。消防操法を覚えるのが大義。(町内挙げての大イベント)

これが時代に合ってない消防団の現在の現状です。

消防団の最大の負担『消防操法大会』

消防団にとって避けて通れないものが

消防操法大会

です。

この操法大会は50年以上の歴史があり、市区大会を勝ち上がると全国大会があります。

わかりやすく言うと

『消防団の甲子園』

です。

これは「なくても良い」と真っ先に思うものです。

消防ポンプ操法の目的ってなんでしょうか?

大会の内容は、

火災を鎮火させることを想定した人員の基本的な動作や消火器具の操作を披露するものです。

具体的に、ホースをつないで放水するまでの速さと動きの正確さ、連動性などを競います。

この大会は持ち回りで出場するのですが、団員の大きな大きな負担となります。

団員だけではなく、その家族の負担も相当大きいです。

だいたい選手に選ばれるのは20代から30代の団員です。

その年齢の家庭は子供も小さく、子育てに父親の協力が欲しい時期です。

その時期に、大会の前の4か月間は1日2時間の練習が週4回ほどあり、練習は早朝と夜。それに加え自主練習もあります(練習の時間や回数は地域によって差はあります)。

それに自分の仕事があるので当然体力がきついのは当たり前ですよね。

バックアップする奥さんや子供への負担、ストレスは多大なものと容易に考えられます。

操法の選手に選ばれることは「名誉なこと」と地元からは言われます。

辛い練習をして大会で練習の成果を出し切る達成感はものすごいものがあります。

でも、操法に何の意味があるのだろうか?と自問自答の毎日だったのではないのでしょうか。ですので、消防団員の奥様達はもちろん否定的意見多数です。

主催する「日本消防協会」は、

『消防団活動の基礎基本だとして、技術の底上げや団員の団結力の向上に貢献している重要な大会』

との回答。

そしてもし、この大会がなくなると、

団員の『基礎技術の低下や規律の維持の低下』が懸念されると。

団員確保が難しい、若い団員が入らない、現状維持がやっとのなかで活動している班の中には大会への不参加を選択をする班も出てきました。

これから全国で参加を辞退する動きが広がるかもしれません。

現場では、この操法大会の通りにやることはまずないです。

経験者の私が言います。

間違いなく「消防操法大会」要りません。

あり方を見直す時期であると思います。

消防操法大会の問題点

長時間の練習が必要で若者の「消防団離れ」が加速している。

大会の何ヶ月も前から練習が必要となります。早朝練習や夜間練習をすることなります。もちろんみんな仕事をしながらの練習になるので、自分の体力はもとより、会社の理解や家族の協力などが必要不可欠になります。プライベートの時間を大きく削ることになるので、年齢関係なく遠ざけられるのは当然のことだと思います。

消火活動だけの競技であるため、土砂災害、行方不明者救助や捜索などの活動スキルは得られない。

消火作業を習得することは大事です。しかし消防団の活動は消火活動だけではなく、台風や大雨などで発生する災害や、行方不明者の捜索、人命救助などの活動もあります。いろいろなスキルを習得できるのも消防団に興味を持って入団してもらうきっかっけになるので、消火活動だけに特化した操法大会には疑問があります。

大会で重要視される所作や姿勢は実際の消火活動には必要ない。

実際の火災現場に出場していた経験からですが、消火活動に迅速さは必要ですが所作や姿勢などは関係ありません。なので、この競技の意義を納得させらる材料はあまりないと思います。

「消防団」があることのメリット

では、否定的な意見が多い「消防団」があるべき理由はなんでしょうか?

  • 土地勘がある
  • 地域の家族構成情報に詳しい
  • 土地の所有者に詳しい
  • 火災の事前予防
  • 消防署の後方支援
  • 火事後の再火災予防
  • 地元の住民高齢者との橋渡し役
  • 大雨や台風時の復旧作業
  • 大雪時の復旧作業

などと火災や災害があった時に役に立つ情報を数多く持っているのが最大のメリットです。

「消防団」に入るメリット

消防団に入るメリットには次のようなことがあります。

  • 人脈が広がる
  • 地域と社会に貢献している実感
  • 志高く訓練により消防知識を得られる
  • 豪雨や地震災害などで活躍

これは個人の考え方によって大きく左右されますね。

「消防団」の抱える問題

消防団が抱える問題はたくさんあります。

ここからは問題を提起していきます。

過疎化と少子化問題

少子化は、消防団の問題だけではなく、日本の問題です。

少子化をたどる一方なのに消防団の班の定員は変わらず、上長からは『定員を守れ』との話です。その定員も昔から変わらず、定員数を維持するのが大変です。

過疎化は若者が就職などで地元を離れていってしまうことで、人口が減ってしまうことです。

これでは新しい団員を入れることが難しくなります。

そこで生まれてしまうのが「幽霊団員」なんです。

快く入団してくれる人でも家庭の事情、人間関係などで消防活動に来なくなってしまう人もいます。また定員を守るために初めから消防団への参加が望めない人を人数合わせのために入団させてしまうケースが出てきてしまっています。

ここが報道でもスポットが当てられないところです。

まずは、

「消防団員の定員の確保の苦労」

を取材して欲しいものです。

社会の理解がない

勤め先で消防団の話をしても、

消防団って実際どんな活動してるの?

「火事とかホントに消すの?」

「ただ酒飲んでるだけでしょ?」

などなど悲しいを質問されます。

周りに消防団がいない人が多いので理解が無さすぎです。

現在は、全消防団員の約7割が披雇用者です。簡単に言うとサラリーマンです。

最近では、国が消防団の活性化を図る為に消防団への入団がしやすく、団員として仕事をしながら活躍がしやすい環境の整備を進め、事業所の消防団活動に対する一層の理解と協力を求めているそうです。こちらにはあまり伝わりませんが。。。
具体的に、消防庁では平成18年度より「消防団協力事業所表示制度」を導入し、推進しています。

この制度は勤務時間中の消防団活動への便宜や従業員の入団促進など、事業所としての消防団への協力が社会貢献として認められるもです。

私は、このような制度があることを今回初めて知りました。

社会全体がこの制度を知らないのは残念です。

なぜもっと普及に力を入れてくれないのか疑問です。

協力企業には補助金などを出しても良いのではと思います。

地域の多くで高齢化が著しい

若い人たちが進学や就職と同時に地元を離れ、戻ることもないケースが多いので必然的に高齢者のみの家庭が増えています。

これは個人の人生ですのでもちろん何も言えません。

言う権利もありません。

若者が入団したがらない

消防団で切っても切り離せないのが、飲み会です。

飲めない人、先輩に気を使わなければならない年下団員にはかなりの苦痛です。

帰りは午前様になることも。いまは少なくなりましたが。

そして参加は当たり前雰囲気があります。

消防行事の際は自然に長時間の拘束になってしまい、休日が潰れます。

小さい子供いる家庭は奥さんが大変です。

これはかなり大きな原因となっていると思います。

飲み会は要りません。

団員の職種の変化

現在は働く人の職種の多様化によって、サービス業の人が増えました。

曜日や時間関係なく仕事している人が多くなってきているので、多くは日曜日にある消防団行事に出席が難しくなる団員が増えています。

消防だから休みを取ると言う発想は出なくて当然です。

コロナ禍を経験して、

「必要な行事」

「必要ではない行事」

の判断が出来たと思います。

幽霊団員の増加

各班で定員が決まっているので、定員を維持するのにみんな四苦八苦しています。

定員を維持すために、消防団活動への参加が初めから難しい人でも入団させてしまうこともあります。

そのため、「幽霊団員」が増えてしまうこともあります。

ここが一番の問題です。

どうしてこうなったのかを報道機関はしてくれません。

「税金を幽霊団員に支払っている」という事だけにスポットが当てられているように思います。

現在の問題である、消防団のなり手不足に歯止めをかけるために「消防団と新日本プロレスのコラボ」が実現しました!

詳しくはコチラ↓↓

「新日本プロレス」が消防団員募集に協力してます!消防団はいらないという人に見てもらいたい!

「消防団」はなぜ飲み会をするのか

正直、消防団にできるなら入りたくない人は多いです。

私も「出来るならやりたくない」部類の人間でした。

なぜ消防団は飲み会ばかりなの?

この質問が付いて回ります。

飲み会は、「消防団活動への対価」なんです。

実際、日々の消防団活動していると、活動に「出席する人」と「しない人」が生まれます。そうなると、どうしても不公平感が生まれます。

これを回避するために団員報酬を一括で管理するという側面があるんです。

なので、消防団活動に参加した人に「お疲れ様」の意味も込めて飲み会などを開いてで飲んだり食べたりして労をねぎらっているわけです。

ここでの反省点はダラダラと飲み会をやってしまっていることですね。

これが若者い人には苦痛になります。

自分も消防団入りたての頃は、「飲み会早く終われよ」と思っていましたから。

「消防団」が向かうべき方向は

これからは私個人の考えです。消防団のこれからを考えました。どうしたら消防団が存続できるのかと。

地域に合わせた訓練

その土地その土地で住宅の密集度、山林があるかないかなど色々です。個々の班で自分の地域に合った訓練方法を考える必要があると思います。

税金の優遇

消防団に入った人に対価を。

消防団を継続させたいならお願いします。

市の施設使用優遇

消防団に入った人に対価を。

市や町の施設を無償または優先的に使用できる権利を。

子育て家庭の優遇

消防団に入った人に対価を。

例えば、「新生児が生まれた家庭は子育ての協力のために1年間消防団を休むことができる」、「子どもへの補助金が出る」など。

飲み会の廃止

これは是非とも実践してほしいことです。消防団の仕事の対価としてお酒があるという要因もありますが、飲めない人、若い人には苦痛以外のなにものでもないです。
地域の商店街売り上げが減るという事が起きる可能性がありますが、そのかわり消防団に入っている家庭は地域の商店街の割引が受けられるなどの特典を付けると地域で買い物すると思います。

消防行事減らすことと行事の簡素化

普段の仕事もそうですが、このコロナ禍で多くのこ行事がで必要ないとわかったと思います。これを機に必要な行事、必要ではない行事の選定をし、これからの活動に生かしてほしいです。ほとんどの行事は日曜日なので役所の人も日曜日出なくてよくなると思います。それに偉い人の長い話は苦痛です。行事があったとしても、しっかり時間決めてスパッと終わる。規律が低下すと言われても行進の練習なども無い方が良いです。

芸能人を使って広めるメディア戦略

国でも芸能人を起用して消防団のイメージアップをしています。しかし、申し訳ないですが、イマイチピンと来ない芸能人ばかりです。芸能人を使うなら、もう少し思い切った芸能人の起用を期待します。

芸能人がちゃんと消防団に入って活動をしてくれるともっとアピールできるのでは?と思います。

インディーズの映画で『ふるさとがえり』という映画があります。 低予算でですが、地元の協力を得て最低限の資金で制作された映画です。それでも見たことがある俳優が多数出演しています。劇中の消防団の活動内容がとてもリアルでストーリーも面白く、消防団の活動がどんなものか知りたい方にはオススメです。

定員の削減

幽霊団員が増える原因になっている要素です。人口とその土地土地の状況を踏まえて根拠のある定員数にして欲しいです。

カッコ悪いポスター廃止

たまに消防団募集のポスターを見かけますが、ちょっとセンスないです。もう少しセンスの良いポスターにして欲しいです。

カッコよいポスター作れるはずです!

作業服かっこよく

作業服をもっとスタイリッシュにして、あの作業服が着たいと思わせるデザインにしてはどうでしょうか?

学校から教育してみては?存在を早くから知らせる

小学校や中学校から消防団の教育をしてみてはどうでしょうか?より身近に感じてもらうためにです。

ポイント制

例えば、「年に決められた回数は消防団行事に参加しなければならない」などの決まりを作ってはどうかと。活動に参加したらポイントがもらえ、いろいろな優遇がされるというメリットをつける。
もちろん、火災や災害は別です。

『消防操法大会』の廃止

団員にかなりの負担がかかる「消防操法大会」は廃止にしても良いのではと思います。出場選手はもちろんですが、周りの人の負担が大き過ぎます。

「消防団」の新しいかたち

京都府南丹市の消防団は新たな試みとして、シニア世代に声をかけ団員数の増加に繋げました。60代から70代のシニア世代が入団しました。

初めて団員になる人や若いころに消防団員として活躍していた人が再入団となる人もいる。定年を迎えて家にいることが多くなったシニア世代は何かあった時に駆け付けやすいというメリットがあります。

これはまさに地域の状況と時代に合わせた変化の仕方ではないかと思います。

「消防団」は必要なのか?さいごに

消防団は、自然災害や地元の火災などが起きてしまった時に皆様の想像以上の活動をしています。

忘れることが出来ない災害であった「東日本大震災」の時は一生懸命住民に注意を呼び掛け避難させようと必死になって消防団活動をして逃げ遅れて残念ながら命を落としてしまった団員の方もいます。

御冥福をお祈り致します。

消防団の活動に責任感を持って任務にあたっている人はたくさんいます。

頑張っている団員たちが、「税金で酒飲んでる」「帰りがいつも遅い」「強制的に入団させられる」「入らないと村八分」など「ネガティブワード」で辛い思いをさせたくないんです。

ですから、みんなでこれからの消防団のあり方を考え、消防団を時代に合わせて変えて行く動きをしていかなくてはならないと思います。
このブログを読んで、「消防団には歴史がある。定例行事を廃止すなど何を言ってるのか!」と激怒するOBの方もいるかも知れません。

でも、そこは大目に見ていただいて、

少しでも改善の方向に動いて、今頑張っている団員たちを環境面で少しでも楽にさせてください!