こんにちは!kamikamiです!
新日本プロレスのJr.ヘビー級の最強決定戦
「ベスト・オブ・ザ・スーパーJr. 30」
今回も優勝の行方を楽しみながら観戦しました。
今大会も個性豊かな選手が集結しました!
結果は「マスター・ワト」が見事初優勝しました!
今回の出場選手は「膝殺し」のスペシャリストが多いような気がしました。
今回は、
「ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.30」の出場選手の『脚殺しフィニッシャー』
をいろいろ見ていきましょう。
金丸義信「足4の字固め」
みなさんご存じ「足4の字」固め。
「フィギュア・フォー・レッグロック」と言う呼び名でも有名です。
○○年ごろに開発された技で歴史は古いです。
少し前は、相手の脚を痛めつけるのとスタミナを奪う繋ぎの技として使われることが多かったですが、平成の後半から「武藤敬司」がフィニッシャーとして使うようになり再び脚光を浴びる技となりました。
金丸の場合は、技に入るまでの速さと入り方にバリエーションがあります。また、エゲつないほど足4の字にこだわるので見ている方はとても痛々しい姿を見ることとなります。
足4の字固めは、ザ・デストロイヤー(1950年代から1980年代頃まで活躍したレスラーです。)が日本で有名にした技ですね。
開発の歴史としては諸説あります。
- ネイティブアメリカンの拷問テクニック。
- フロントインディアンデスロックの変形型。
などと言われています。
掛け方もレスラーによって違いがあります。相手の脚を交差のさせ方に違いがでます。自分が回転して交差させるかけ方と、回転せずに腕の力で交差させるかけ方です。
どちらの方法でも最終型は同じになります。相手の脚が太ければ太いほど強烈に締まる上に外れづらくなります。
ロビー・イーグルス「ロン・ミラー・スペシャル」
ロビー・イーグルスの得意技
「ロン・ミラー・スぺシャル」
は、
「変形の裏足4字固め」
です。
さまざまな入り方があります。
膝にダメージがある状態でかけられると逃げることができない技です。
なんで「ロン・ミラー・スペシャル」って言う技で名なのか?気になりませんか?
エルデスぺラード「ストレッチ・マフラーホールド」
実況では、
「マフラー・ボールド」
とよく言います。
エル・デスペラードが、「マフラー・ホールド」から腕もクラッチすると
「ヌメロ・ドス」
の完成です。
「ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.30」の公式戦フランシスコ・アキラ戦では「究極型のヌメロ・ドス」ではないかと思うほどの決まり具合でした。
エル・デスペラードは他にも「インディアン・デスロック」も使用します。
マウントを取りながら攻撃できるのと相手を挑発できる技です。
YOH「スターゲイザー」
この技は、「カーフ・キラー」とも言われます。
「AJスタイルズ」の得意技でした。
「カーフ」とは?いわゆる「ふくらはぎ」です。
ティタン「ジャベ・インモルタル」
「ジャベ・インモルタル」は、いわゆる「鎌固め」です。
膝のクロス具合が深いので膝へのダメージが大なのと、首のクラッチが決まれば脱出不可能で即ギブアップを取れる技です。
「膝殺し」フィニッシャーへの布石
各レスラーが得意とする脚へのフィニシャーに繋げるために試合の前半から相手の脚へダメージを蓄積させる攻撃を何度も仕掛けます。
- ニー・クラッシャー
- 膝へのニー・ドロップ
- 鉄柱へ膝をぶつける
- バイプ椅子で脚への攻撃
- 相手の膝を踏みつける
などなど。
この他にも膝にダメージを与える攻撃はたくさんあります。
そして最後に自分の得意なフィニッシャーに持っていくのです。
見ているほうも、最後にハマった時の絶望感はハンパないです!
これがプロレスの面白さのひとつです!