こんにちは!kamikamiです!
プロレスでよく見る
「ヘッドバット(頭突き)」
試合中の
「ヘッドバットの応酬」や「カウンターのヘッドバット」
当たると
「ゴンッ」と画面越しでも音が聞こえます。
痛そう。。。っていうか、痛すぎ。。。
見ているこっちが頭が痛くなるほどの衝撃です。
「ヘッドバット(頭突き)」は、プロレスの世界ではよく使われます。
しかし、競技としての格闘技では禁止になっている場合がほとんどです。
理由はもちろん
「大ケガをする」
からです。
でも、プロレスではヘッドバットが使われているんです。
プロレスでのヘッドバットはちょっと特別で、相手の顔面以外の体のどこへでも打ち込みます。
相手の額だけではなく、肩口や腹などどこでも当てていきます。
ヘッドバットをするほうもダメージがありますが、それでもやるのがプロレスなんです。
観客はそれを見て
「痛そう」
「うわぁぁぁぁぁぁぁ痛そう」
などと叫ぶのです。
「ヘッドバット」は地味な技と思われがちですがとても威力のある技です。
今回は、「ヘッドバット」についてです!!
「ヘッドバット」
「ヘッドバット」とは、「頭突き」と訳されます。
「バット」は「突き当たる」と訳せます。
これはそのままなのでみなさんご存じの通りです。
自分の頭を相手に打ち込む攻撃になります。
「ヘッドバット」歴史
ヘッドバットは、ボボ・ブラジル(1940年代~1980年代に活躍)が得意としていました。そう影響を受けてか黒人レスラーが多く使用していました。「アブドーラ・ザ・ブッチャー」、「バッドニュース・アレン」などです。
そのほかだと「アンドレ・ザ・ジャイアント」も使っていました。
アンドレのヘッドバットはその長身から「2階からのヘッドバット」と呼ばれていたそうです。
ヘッドバットの現在の役割
いまは、試合の流れを変えるために使われることも多いです。
現在は、カウンターの形勢逆転に有効な技として使われるほか、試合中盤のヘッドバットの応酬、コーナーポスト最上段での攻防に使われることが多いです。
基本的には、荒っぽいスタイルのレスラーが使うことが多いですね。
「ヘッドバット」の使い手
古くは、「ボボ・ブラジル」、「アブドーラ・ザ・ブッチャー」、「バッドニュース・アレン」、そして意外にも、「アンドレ・ザ・ジャイアント」も使っていました。
ひと昔前の日本人レスラーでは、ラッシャー木村、藤原喜明などが有名です。
現在では、本間朋晃、石井智宏が有名でしょうか。
本間などはヘッドバットとは言わず「こけし」となります。
ここからは代表的な使い手を紹介します。
藤原喜明
私の世代では、藤原喜明の「1本足頭突き」ですね。
出典:daily.co.jp
石井智宏
攻撃力が高いのは、石井智宏の頭突きですね。頭突きで相手が攻勢の試合の流れを止めたりするのに非常に有効です。ノーモーションで下から突き上げる型です。
出典:daily.co.jp
本間朋晃
本間のヘッドバットは「こけし」という技名です。
本間が、こけしで有名な山形県出身ということでこの技名になったそうです。
この「こけし」にはいろいろなバリエーションがあります。「小こけし」「大こけし」「こけしロケット」など。
技に入るまでのムーブが長いので相手に逃げられることが多いです。
ですが、決まると相手に大ダメージを与えることができます。
出典:nikkansports.com
天山広吉
誰もが認める「石頭」です。
ダイビング・ヘッドバットは彼の代名詞ともいえる技です。
「ヘッドバット」のいろいろ
「ヘッドバットのバリエーション」
これはたくさんあります。
有名なところでは、
「ダイビング・ヘッドバット」
ですね。
ダイビング・ヘッドバット
コーナートップから相手に向かってダイビングして自分の頭を相手のあらゆるところをピンポイントでぶつけます。
肩、肘、足などなど。どこでも狙います。
天山広吉のダイビング・ヘッドバットは、一発で試合が決まるほどの威力です。
出典:loca-net.com
ジャンピング・ヘッドバット
自分がジャンプして勢いをつけてあいての頭に打ちつける。ボボ・ブラジルが使っていた型です。
ノーモーション・ヘッドバット
通常後方に頭を引いて勢いをつけて打ちますが、引くことなくいきなり前だけに突っ込んできます。いきなりヘッドバットが来ます。カウンター攻撃には持って来いの技です。
一本足頭突き
藤原喜明の代名詞的ヘッドバットの型です。
ランニング・ヘッドバット
倒れている相手へ走りこんでのヘッドバットです。
「ヘッドバット」まとめ
今のプロレス界では、いろいろなヘッドバットが使われています。
これからヘッドバットをするぞー!とわかるヘッドバットや、ノーモーションでカウンターで放つヘッドバット、ダイビング・ヘッドバットのように派手に仕掛けるもの。
試合の流れによってレスラーがどのヘッドバットをチョイスするのかを意識してみるともっとプロレス観戦が楽しくなりますよ!