プロレスでとても重要な技術
「受け身」。
プロレスは、
「相手の技を受け、お互いの良さを引き出した上で勝利する。」
という基本的な哲学があります。
そのためには、相手の技でケガをしないようにしなければ試合が成り立ちません。
なので、受け身の技術がとても必要で重要なんです。
プロレスは、「受けの美学の追求」などと言われることもありますからね。
観ている観客は、何気に観ている時もありますが、レスラーは、どんな技を受けるときも、受け身を使ってケガをしないように戦っています。生死にかかわることですからね。
「受け身」を深堀してみました!
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受け身とは?
”格闘技において投げられたなど、地面にぶつかる際に、身体的なダメージを軽減するための防御の姿勢・動作である。頭部などの重要器官を護ることを主眼とし、かつ身体の他の部位にも損傷を被らぬよう、柔らかく衝撃を逃がす動きになっている。基本的な技術である反面、俗に受身三年と呼ばれるほど受け身の上達は難しいとされる。”
引用:wikipediaより
大まかに言うと、
「頭を打たないように顎を引いて、体全体を使って落ちる動作」
です。
体への衝撃を和らげダメージを少なくすることが目的なんですね。
受け身は日本の発祥だそうです(諸説あり)。アメリカには受け身というものや考えがなかったんですね。相撲や柔道が日本発祥と考えると納得できますね。
≪受け身の種類≫
- 前受け身
- 横受け身
- 後ろ受け身
プロレスにはたくさんの技があるので、たくさんの受け身パターンが出てきますが、基本はこの3種類、この3種類の派生になります。
メキシコのルチャリブレの受け身は、回転して衝撃を逃がすようにするのがスタンダードだそうです。メキシコで独自に進化していったようです。
受け身の上手下手を見るポイント
見分けるポイントは、「落ちた時の音」にあります。音がきれいに一回だと体が同時に落ちたということになり上手な受け身、バラバラに音がしたら上手になり受け身がうまくできなかったということになります。
机の上に叩きつけられた時は、テーブルが真っ二つに折れれば上手に受け身をとって叩きつけられたことになります。体全体がテーブルの上できちんと受け身が取れたことになるようです。痛いのは間違いないと思うのですが・・・・。
プロレスの試合での受け身
プロレスでは、受け身は「バンプ」とも呼ばれます。
受け身が上手でないと技の迫力が観客に伝わらないんですが、あまりにもワザとらしい受け身だと技の説得力が不足するという緊張感のある関係です。
受け身は奥が深いんです。
受け身によって試合の組み立てが変わるのもその理由です。技を受けた際に仰向けに受け身をとるのか?うつ伏せに受け身をとるのか?で次の技の攻防が変わりますから。
プロレスはショー的な要素もあるので、技を受けるときに自分から受け身を取りに行くことができます。自分からわざと真上に高く飛んで受け身をとるようにすると、飛んでいる時間に受け身の体勢を整えられる利点があります。技を受ける自分のダメージは小さいが、プロレス的には技が派手に見えるという利点があります。それでもいつも高く飛ぶことは難しいですので、上手なレスラーになれば少しの空間でも受け身を取ることができる技術を持っています。
毎日のように危険な技を受けることになるので、受け身のレベルは高くなくてはいけません。亡くなってしまうレスラーがいるのですから非常に大事な技術です。
最後に
受け身はとても奥が深いものです。今回はあくまでも自分調べなので、足りない表現などがあるかも知れません。ご了承下さい。
プロレスってなんでスリーカウントなのか?スリーカウントになった理由。
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