こんにちは!kamikamiです!
今回は、新日本プロレスのジュニア戦線で活躍中の
ハポネス・デル・マル(日本の悪)「DOUKI」
を紹介します!
メキシコでデビューした日本人ルチャドール「DOUKI」。
出典:新日本プロレス公式サイト
彼は、逆輸入レスラーです。
身長170cm体重85Kgと小柄で新日本プロレスの入門テストも受けられなかった青年が2019年新日本プロレスに初参戦を果たしました。
「BEST OF THE SUPER Jr.26」に出場予定だったエル・デスペラードの負傷に伴い、タイチ選手の推薦を受けて代わりにエントリーされたのです。これは大抜擢です。
大会の結果は、1勝8敗ととても物足りない結果でしたが、柔らかい体を生かした攻撃とヒールレスラーとしての自己プロデュース力でファンの目を引きました。
その後「鈴木軍」のメンバーとして新日本プロレスに継続参戦しています。
翌年は自力で「BEST OF THE SUPER Jr.27」の出場権を勝ち取りました。
関連記事:新日本プロレスのジュニアNo1決定戦「BEST OF THE SUPER Jr.27」出場選手発表!
異国の地で苦難の連続続きのハングリーな下積みを経験していた彼が、日本のトップ団体である「新日本プロレスマット」に参戦を果たすまでを紹介します!
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「DOUKI」の経歴
神奈川県横浜市出身で、「ミラノ・コレクションAT」を慕い2010年18歳でメキシコに渡り、同年にルチャドールとしてデビューしました。
2012年から『DOUKI』として活躍しています。
トレーナーは、ホルヘ・リベラとウルティモ・ドラゴンだそうです。
自分のプロレス人生のスタートは、「タイチ」から始まったと語っています。
メキシコでタイチ選手と出会い、『練習の仕方』を教えてもらったそうです。
「YOSHI-HASHI」にもメキシコでお世話になったと語っています。彼には『人生とは何か』を教えてもらったと話しています。
異国の地で良い出会いをしていたんですね。
メキシコマットでキャリアを積んでいき、メキシコのぺロス・デル・マル、IWRG、DTU、XMW等の団体で活躍する他に、アメリカのテキサス、グアテマラ、エルサルバドルなどいろいろな国で試合をしていたそうです。
ぺロスの『日本人部隊ハポネス・デル・マル』の一員として戦っていました。これがハポネス・デル・マル(日本の悪)の由来なんですね。
関連記事:「ミラノコレクションA.T.」の引退理由は怪我のためでした。その後は解説者「ミラノさん」としてブレイク中!
DOUKIのマスク
DOUKI選手と言えば個性的な鼻から下を隠すマスクですね。
このマスクのデザインは日本ではとても珍しいです。
新日本プロレス初参戦時は、マスクの特性上ズレやすかったようで戦いにも多少影響していたようにも見えましたが、今年はマスクを改良したようで以前よりズレなくなっています。
DOUKIの得意技
身体の柔らかさを生かした技が多いです。
- 摩利支天
- スープレックス・デ・ラ・ルナ(スペイン語で月のスープレックス) 2段階にクラッチを変えるスープレックス。うつぶせの相手の両足首変を持ち上げてフルネルソンの体勢にし、一時停止してそのまま後方へブリッジする。変形のドラゴンスープレックスです。
- デイ・ブレイク エプロンからロープを飛び越えての変形DDT。トップロープエプロンから相手に飛びつきDDTの体勢で相手をマットに叩きつける。スペイン語で「夜明け」。
- DOUKIボム 場外へのダイビングセントーン。高橋ヒロムのダイビングセントーンはDOUKIのDOUKIボムを参考にした技だそうです。
- 土遁の術 変形ゴリー・ボムからの開脚しての逆さ抑え込み。ゴリースペシャルの体勢でそのまま̪シットダウンして第一段の衝撃を与えそのまま前方に倒れてフォールを狙う。
- イタリアン・ストレッチNo.32 元々はミラノ・コレクションATの得意技であるがDOUKIはこのNo.32を好んで使っています。相手の両腕を掴み自分の両足を相手の首の前で交差させ挟み込む、相手の両腕も自分の足の間に挟み込む変形のダブル・アーム・バー。
- ラリアット
- スワンダイブ式フットスタンプ
- 鉄パイプ攻撃
- 地獄突き
技の引き出しはとても多そうです。まだまだ日本で披露していない技があると思います。
DOUKIの新日本プロレスでの戦い
『鈴木軍』の一員として鉄パイプを振り回したりするヒールですが、個性的なファイトでファンが増えています。
メキシコ時代から知っている高橋ヒロムへの嫉妬心がDOUKI選手を個性的なレスラーにしたと思います。
高橋ヒロムがメキシコ遠征時代、DOUKIとはタッグを組むことはあったそうですが、直接戦ったことは一度もなかったそうです。2020年「BEST OF THE SUPER Jr.27」でヒロムと戦いました。DOUKIはなみなみならぬ思いというのを通り越した勝利への執念を見せました。今まで披露してこなかった、変形の土遁の術をさく裂させましたが、最後はヒロムがDOUKIをTIME BOMBで撃破しました。
夢を追う青年がメジャー団体のリングへ
新日本プロレスのメキシコ遠征時には、タイチや棚橋弘至らと練習を共にしていたそうで、いつか新日本プロレスに出れたらいいなと語り合っていたそうです。
体ひとつでメジャー団体に登りつめた青年
プロレス経験のない青年が、もしかしたら叶わないかもしれない夢を追いメキシコへに降り立ちました。そこでたくさんの人と出会い、人との繋がりでメジャー団体に参戦するまでに上り詰めたDOUKIは現在とても人気があります。
DOUKIのこれから
新日本プレロレス参戦当初は、入場時に鉄パイプを振り回して観客に恐怖を与え強烈な印象を残しますが、いざ試合となるとおとなしかったイメージがありました。
今では、体も大きくなり、戦いでは、感情を大いに出す戦いを繰り広げるようになりました。
こういうプロレスを見せてくれるとファンは自然に付いてきます。
ジュニアヘビー級の身体なので相手に軽々と持ち上げられいたぶられることが多いですが、ヘビー級レスラー相手に自分の得意技を仕掛けまくり、もしかしたら勝っちゃう?と言う期待を持たせてくれるファイトがファンを引き付ける理由だと思います。
2022年末に所属していたユニット『鈴木軍』が解散しました。メンバーはこれからさまざまな道に進むことになりました。DOUKIはどんな道を歩んでいくのか楽しみです。
もっともっと新日本プロレスマットで暴れてほしいです!!