本サイトはプロモーションを含んでいます。

プロレスラーはなぜ手首にテーピングを巻くの?バンデージとは違うの?

スポンサーリンク

本サイトはプロモーションを含みます。

本サイトはプロモーションを含みます。

こんにちは!kamikamiです!

プロレスラーを見ていると必ず目が行くところ

手首に巻いている白いテーピング

ではないでしょうか。

プロレスラーが手首にテーピングをする理由は何でしょうか?

また、怪我をしているところのテーピングしているプロレスラーもいます。

この記事を読むと

  • プロレスラーが手首にテーピングを巻く理由
  • プロレスラーが怪我をしている部位にテーピングをする理由
  • テーピングとバンデージの違い

がわかります!

スポンサーリンク

レスラーが手首にテーピングをする理由

基本的にテーピングをする目的は

突き指、捻挫など怪我の防止=保護

が目的です。

プロレスに限らず、相撲やラグビーでも手首や指や関節にテーピングをしている選手をよく見かけます。

レスラーが手首にテーピングをするのか?

この質問にレスラー本人が答えています。

新日本プロレスの棚橋弘至選手がXでの質問に対して回答していました。

棚橋弘至公式Xより引用

受け身の時に手首を痛めないため。

防御ではマットに腕を着いたとき変な方向に曲がりにくくなるメリットがあります。ケガの防止ですね。

クラッチを組んだ時力が入るから。

関節にテーピングをすると筋力に掛かる負荷が軽減されます。

力を思った方向に出しやすくなります。

手首にテーピングをすると少ない筋力で関節を動かすことができます。

これが手首にテーピングをする理由です。

テーピングの色

テーピングといえば「白」のイメージが強いですが、現在は白い色のテーピングだけではなく、様々な色のテーピングを手首に巻いています。

特殊な例として、新日本プロレスの矢野通はテーピングを大量に隠してリングに持ち込み、場外戦で相手を鉄柵に縛り付けて逃げられなくしてリングアウト勝ちを狙います。

レスラーが怪我をしているところに巻くテーピング

膝にテーピングをぐるぐる巻きにしているレスラーもいます。

この場合のテーピングは相手に

「ここを痛めています」

とのアピールとなってしまい、狙われてしまうことが多々あります。

試合中に相手に狙われてしまっても仕方ないほど酷く痛めている場合があります。

また、以前怪我した場所の怪我の再発を防ぐ目的でテーピングをします。

このことについてプロレスリングNOAHの丸藤正道選手が回答しています。

両膝とも「前十字靭帯完全断裂」をしたことがあり、再建手術を受けているから両膝への負担を軽減する必要がある。一方でリングの上では激しく動くので、膝の可動域を保つことも重要で、それらを意識してテーピングをして戦わなければならない。

テーピングをすることで関節や筋肉の動きを制限し、怪我を防いだり、過去に怪我をした部位を保護したりすることができます。

ひと昔前は、

「どんなに痛めていてもテーピングなどするものではない!」

という美学があったようですが、今の時代は

「怪我の箇所をテーピングしないで戦い、選手のコンディションを崩すことはよくない!」

という考えからきちんと固定してなるべく良いコンディションで試合に臨む風潮になっています。

テーピングはプロレスラーにはとても重要なアイテムなんですね。

「キネシオロジーテープ」キネシオロジーテープとは、キネシオテープとも呼ばれる弾力性のあるテープです。筋肉や関節をサポートする役目だけではなく、血液やリンパの流れを改善し、痛みや炎症を軽減する役割もあります。

テーピングとバンテージの違い

では、ボクサーなどがグローブを装着する前に拳に巻いているのはバンテージと呼ばれます。

テーピングとバンデージはどう違うのか?

この2つにはきちんとした違いがあるんです。

ここからは「テーピングとバンテージの違い」をみていきます。

テーピング

テーピングの役割は運動機能をサポートしながら外傷の予防を目的とします。

足首、膝、手首、腰、肘、肩などを固定することで痛みを和らげることができるものです。

外傷予防と怪我の再発防止

ですね。

過去に怪我をした箇所をまた怪我しないように圧迫することで肉離れや打撲に対して有効となります。

テーピングの効果

  • 怪我の予防: 関節や筋肉に適切なサポートを提供し、過度な動きを制限することで、捻挫や筋肉の疲労を防ぎます。
  • 痛みの軽減:テーピングによって圧力が加わり、痛みを軽減する効果があります。
  • 回復の促進:テープを使用することで血流が促進され、筋肉や関節の回復を助けます。
  • 動作の改善:適切なテーピングは、体の動きや姿勢を改善し、より効果的なパフォーマンスをサポートします。

テーピングの種類

テーピングには「伸縮タイプ」と「非伸縮タイプ」があります。部位や目的によって適切なテープを選びます。

伸縮タイプ

関節をある程度動かせる状態を作りたいときに選ばれます。

軽・中程度の怪我など。

「キネシオテーピング」とも呼ばれます。

弾力性があり、肌に伸縮性を持たせられるのが大きなメリットです。

非伸縮性タイプ

しっかり固定したい場合に選ばれます。

怪我の応急処置で使われることが多いです。

重度の怪我など。

「スポーツテーピング」とも呼ばれます。

弾力性が少なく、しっかりと固定できるのがメリットです。

関節や筋肉を固定し、動きを制限して怪我を防ぐことができます。

関節の捻挫や不安定な部位に使用する場合が多いです。

テーピングを適切に巻くためには、専門的な知識や技術が必要です。基本的な巻き方としては、関節や筋肉の形に沿って、余分な圧力がかからないように注意して巻きます。

テーピングは固定力が一番の強みです。

巻き方を変えることで固定力を変えられる=個人でオーダーメード的固定ができます。

バンデージ

バンデージ=弾性包帯

バンデージ(bandage)とは、傷や怪我を保護し、治癒を促進するために使われる包帯の一種です。

バンテージとバンデージどちらの呼び名でも間違いではないですが、多くは「バンデージ」と呼ばれています。

バンデージは怪我の予防 

ボクシングやキックボクシングの試合や練習中に拳や手首の怪我を予防する目的があります。

パンチ力が強いと拳にかかる衝撃も大きくなります。

拳を痛めないため、手首を捻らないようにするために巻きます。

拳には小さい骨がたくさんあるので痛めたり骨折したりしやすいんです。

バンデージの素材は、コットン、レーヨン、ナイロン、ポリエステルなどになります。なかでもコットン素材が多く使用されています。

ここでサポーターについても見ていきましょう。

サポーターの役割

サポーターの役割は

サポートと固定

です。

サポーターは、体の特定の部位を支えたり保護したりするために使われる装具や補助具です。

関節や筋肉を安定させ怪我や痛みを軽減するために使います。

膝や足首、肘などに装着します。

スポーツや日常生活での負担から部位を守るためだけではなく、怪我や手術後の部位の回復を助けるために筋肉や関節をサポートするリハビリテーションとしても有効です。

サポーターは弾力性のある素材やパッドが使われており、メッシュ素材で通気性を向上させ快適に装着できるようなつくりになっています。

プロレスラーがサポーターを装着する目的についてはこちらの記事で詳しく説明しています。

関連記事:プロレスラーがレガースやサポーターを装着する理由!

さいごに

プロレスラーが手首にテーピングを巻く理由は

受け身の時に手首を痛めないため

クラッチを組んだ時力が入るから

(手首などの可動域が制限されることでグリップ力が増すそうです)

怪我をしている部位、怪我をしていた部位に巻くテーピングは、怪我の箇所の保護と筋肉や関節をサポートし、怪我の予防や回復を助けるために巻きます。

専用のテープを体の部位に巻くことで、関節や筋肉のサポートを行い、怪我のリスクを減少させたり、回復を促進します

バンデージは、ボクサーが拳などを怪我をしないように保護するのが目的です。

プロレスラーだとテーピングの役割とバンデージの役割を兼ねた巻き方をしているレスラーが多いです。

これは激しい打撃や関節技から腕を守るために巻いています。

新日本プロレスのグレート‐O‐カーンは、前腕から指にかけて巻いています。

これは自身の必殺技である「アイアンクロー」を仕掛けたときに全部の指に力が入るようにしていると思われます。

また得意技「モンゴリアンチョップ」で腕を痛めないようにする理由があると思います。

新日本プロレスの猛牛天山広吉は、前腕を覆うほどの範囲で巻いています。

これは得意技である「モンゴリアンチョップ」で腕を痛めないようにする理由があると思います。

前腕を覆うくらいに巻いてそこにマジックで言葉や絵を書くレスラーもいます。

高橋ヒロムやKUSHIDA、フランシスコ・アキラなどがやっています。

プロレス観戦に慣れてきたらプロレスラーの「テーピング」の巻き方も見てみるといっそう面白いですよ!